尖閣、竹島が日本領である根拠は薄弱
投稿者: koumuin88 投稿日時: 2012/08/26 08:46 投稿番号: [2448 / 11771]
現在、日中間での最大の懸案である尖閣諸島問題について、1978年10月23日、中国最大の実力者で副首相であった訒小平が日中平和友好条約の批准書交換のため訪日した時、次のように話した。
「・・・・・尖閣諸島を中国では釣魚島(ちょうぎょとう)と呼ぶ。名前からして違う。確かに尖閣諸島の領有問題については中日間双方に食い違いがある。国交正常化の際、両国はこれに触れないと約束した。今回、平和友好条約交渉でも同じように触れないことで一致した。中国人の知恵からしてこういう方法しか考えられない、というのは、この問題に触れるとはっきり言えなくなる。こういう問題は一時棚上げしても構わない、次の世代は我々より、もっと知恵があるだろう。皆が受け入れられるいい解決方法を見出せるだろう」
こうした意味深な発言も全く考慮せず、いわゆる訒小平後の世代である日本と中国の軽薄な政治家たちが、尖閣列島をめぐって日中間の対立や憎しみを国民にぶっつけながら煽っている現状は、なんとも嘆かわしいことである。知恵のない政治家たちによって、かってない不幸や対立感情を作りだしているのだから・・・・・
日本は、もともと尖閣諸島を日本固有の領土で実効支配してきたとはいうが、1885年頃は日清戦争で日本が勝利を収めた時期であり、その6年前の1879年は琉球国を滅ぼして沖縄県を設置している。尖閣列島は沖縄に属していたと見られるが、それは定かではない。
また日本が現在、韓国と係争している竹島(独島)については、日韓併合の時期で、日本帝国の勃興期で植民地を中国や朝鮮半島に拡大していた時期であり、日本が領有を主張するのはかなり無理があるように思える。
こうした微妙な時期に日本が、島々の領有を宣言したのであるから、韓国・中国ともに当時は、なにも言えずなにも反発もできなかったであろう。ましてや小さな岩礁にすぎない小島の深海が、莫大な海洋資源を持っていると誰が想像できたであろうか?おそらく当時は中国はこうした小島の可能性はわからなかったのだろう。しかし1970年にイラクの原油埋蔵量に匹敵する 海洋資源が見つかったことで、領有問題に火がついたのである。
こうした歴史的背景があるだけに、韓国、中国ともに国民感情としても日本が主張する領有を絶対に彼らが受け入れる余地はないように思える。日本がこれにこだわると関係は完全に破綻するだろう。それは民族の歴史と主権に関するデリケートな事柄だからである。そして日本はそこでは侵略者であったからだ。
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/200000464/4z9qe79dhaf8c0a1v0ad0ua4ja4a4a1w_1/2448.html