ウイグル暴動と北朝鮮
投稿者: minminbatta 投稿日時: 2009/07/11 21:16 投稿番号: [10 / 14]
中国国内が混乱して
一番得するのは一体どの国であるかを考えると
北朝鮮が自ずと浮かんでくる。
北朝鮮は現在、国際的に孤立している状況で
最大の同盟国であった中国からの
支援を受けられない立場にある。
そしてその中国に陸路からの物資という
生命線まで握られた形となっている。
このままでは、実利主義の
中国に実質的に飲み込まれてしまう
と考えた北朝鮮の指導部は
地理的に北朝鮮と反対側に位置する
ウイグル自治区に暴動を起こさせることによって
中国国内を混乱させ、
北朝鮮に圧力をかけさせない措置をとった
中国は国内のウイグルを抑えざるをえず
北朝鮮に対する干渉は薄れ、
一時的にその影響力、圧力が弱まる。
その間に、現在中国を指導する
胡錦涛総書記の共青団派ではなく
潜在的な対立軸を持ち
主導権を奪われた江沢民の上海閥や
太子党など諸派と接触し
中国との国交正常化工作を
行なうだろう。
中国としては、ウイグルをこのまま放置しておくと
チベットや少数民族の民族自立運動が
歴史のうねりと化し、中国全土で
燎原のノの如く焼き尽くし
大規模な民族蜂起が発生するとも限らない。
内戦は避けられず
国内経済は混乱をきたし、
築き上げた大国としての地位は
大きく失墜するだろう。
中国はその野心、勢いのままに
世界に対し影響力を強めていたが、
今回の暴動により、
一時的にも外から内に力の方向が変わり
瞬く間にその穴を米国やロシアが埋め、
彼らに漁夫の利を与える。
北朝鮮はサミット期間中という
最大の機会を狙って、ウイグル暴動を起こしたのである。
サミットの議題には、北朝鮮の制裁も含まれていた。
北朝鮮は起死回生の一手を打ったのである。
もちろん中国政府は、
チベット暴動は、北朝鮮が煽動したと見抜いているだろう。
これは、謀略戦であり、
一種の戦争状態と同じである。
日露戦争時、ロシア革命に対しての支援や情報を収集し
ロシア国内の混乱に手を貸した
明石元二郎大佐の工作と似ているとも言える。
しかし、このまま中国が黙っているとは思えない。
その結果、北朝鮮内で大規模な政変が起こるのではないか
中国の強力な支援の下、クーデターが起こり
親中国の政権が樹立されるか
新たな人事が発表され
その陰で現中国政権に近い親中派および反対勢力の粛正が
行なわれたと予測できるだろう
今後の中国の北朝鮮に対する動向が注目される。
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