Re: 「中国軍」の生い立ち
投稿者: toto_yumenosuke 投稿日時: 2013/02/15 09:51 投稿番号: [1113 / 1170]
マッカーサーの仁川上陸作戦で北朝鮮、中国連合軍を分断、南側の北朝鮮軍は孤立して壊滅。さらに米軍を主体とした国連軍は北朝鮮制圧を狙って北上。金日成ら北朝鮮軍は中国側に逃げたものの、危機感を抱いた毛沢東は大量の兵士を投入、彭徳懐を司令官において反撃。
鴨緑江に到達していた韓国軍部隊もあって国連軍は戦勝気分、補給線は伸びきり、前線の兵力は分散。この戦略的に極めて危険な状況に、中国軍の反撃が始まったものだから、国連軍の前線は混乱、南側に向けて退却。北朝鮮軍は再度38度線を越えてソウルを占領。このようにめまぐるしい戦況の変化があった。しかし北朝鮮と韓国という思想信条の異なる軍隊が占領敗退を繰り返し、その間に両軍による民衆に対する虐殺事件が発生。
「コールデストウォー」によればマッカーサーはローマの提督の様に優雅に東京で指揮、前線の状態を把握せず無謀に前線を拡大させた責任を問われている。マッカーサーは派手好みで、自分を目立たせることを常に意識し、周囲を派閥で囲い、常に楽観的で現状を省みない、大統領への野望を抱いていた軍人らしからぬ人物だったという。
なお北朝鮮側に制空権がなかったというのも間違っている。歴史上初めてジェット戦闘機同士の戦闘のあった戦争であり、ソ連は北朝鮮側にミグ戦闘機を支援、ソ連兵が操縦していた。ミグ戦闘機は米軍の旧戦闘機、爆撃機を圧倒していた。
余談だが、ある米国俳優が朝鮮戦争に従軍。従軍以前に彼は社会主義にあこがれていたという。しかし戦争に参加して、北朝鮮側の人命を尊重しない無謀な作戦を体験し、これほど人命を尊重しない国が国民を大事にするはずがないと幻滅を感じたそうだ。
彭徳懐は良く中国軍を指導した。彼の指導で、中国軍は決して明るいうちに姿を見せず、夜間に移動。その兵站能力の不足を補った。中国軍の戦術は夜襲(日本軍とよく似ている)を常とし、前衛部隊が米軍側の薄い前線を一気に突き抜けて反転、後衛の部隊と国連軍を挟み撃ちにするという作戦をとった。
ある時、米軍のパイロットが森が動いているのを発見。よく観察すると、なんと木や葉で迷彩した中国軍兵士数千が移動中だった。これを見て砲撃と爆撃を敢行、だが中国軍はとっさの判断が前線司令官ではできないのか、砲撃と爆撃が続く中、次々と中国軍が現れは倒れていったという。最終的には数万の命が消えたと言うから驚きだ。
これは メッセージ 1045 (ta-yan さん)への返信です.
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