「照射事件は習と海軍の合作か」
投稿者: pensioner48 投稿日時: 2013/02/14 12:20 投稿番号: [1016 / 1170]
<中国軍の動きがおかしい。海軍と空軍が割れているように見える。
東シナ海で日本の護衛艦に中国フリゲート艦が射撃用の火器管制レーダーを照射した事件で、中国は「なかった」と逃げた。
ここが変だ。軍最高司令官たる習近平(しゅうきんぺい)・共産党中央軍事委員会主席の命令を実行したのなら、「文句あるか」と突っ張るはずだ。下級兵士のミスならトカゲのしっぽ切りで幕引きするだろう。
事件当時、北朝鮮の核実験に備えて日本海から東シナ海にかけて米韓同盟と日米同盟の艦船、航空機が展開していた。北朝鮮と同盟を結ぶ中国の海空軍も当然、警戒態勢につく。米軍の早期警戒管制機が24時間態勢で監視しているのだから「なかった」が通らないことは、中国も承知だろう。
それでも「なかった」と突っ張るのは、命令した人物がトカゲのしっぽより、ずっと頭に近い地位にいるからではないか。事件を認めたら責任者を処分しなければならないが、軍事委主席になったばかりの習総書記にはまだその力がないのかもしれない。
習氏は党総書記として1月28日に「和平発展の道」の外交戦略演説をした。そのときのキーワードのひとつが「戦略定力(じょうりき)の増強」だった。「定力」とは仏教の言葉で、外部からの誘惑に惑わされない不動の力をいう。
演説の2日後に中国艦のレーダー照射事件が起きた。海軍は不満なのか。さらに照射事件から3日後のこと、軍の機関紙「解放軍報」に不思議な記事が出た。東シナ海の制空権を担当する南京(なんきん)軍区所属の空軍部隊の演習だ。
赤軍(味方)と青軍(敵)に分かれて空中戦の演習をした。赤軍の戦闘機部隊は、空中警戒管制機の支援をうけて青軍を攻撃する態勢に入った。
その瞬間、想定外の無線が入ってきた。「ターゲット……」「ラジャー」。この英会話が「目標……」「了解」だと気づいた時には、味方の空中管制機は撃墜(げきつい)され、司令塔を失った赤軍は敗走した。
米軍の機関紙ならともかく中国軍人が読む新聞に、なんで、日米同盟軍との軍事衝突が起きると中国軍が敗北するという演習結果を公表したのだろうか。
照射事件を早くもみ消さないと米軍に介入の口実を与え面倒になるぞと、軍首脳部が空軍を使って海軍を抑えようとしたのだとすればわかる。(専門編集委員)>
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