むかし、むかし、
投稿者: sgtselaeb 投稿日時: 2010/10/18 22:12 投稿番号: [19 / 23]
アジアの東の果てに、小さな国がありました。
その国の人々は、勤勉で、従順な性格で、よく働いたので、経済的には豊か
な国でした。
だた、ずーっと昔から、島国であったため他の国から領土を奪われたことが
なく、未来もずーっと奪われないものと勘違いしてました。
一度だけ、強い遠くの国に戦争で負けましたが、その国が世界で一番強い国
だったため、貢物を沢山して、仲間にいれてもらい、しばらくは平和が続き
ました。
時の流れとともに、その一番強かった仲間の国も、だんだんと力が衰
え、小さな国は隣にあった大きくて欲張りな国にいじめられるようになって
きました。
それでも、おとなしい人々は怒ることなく、大きくて欲張りな国とも仲良く
やっていこうとしてました。
しかし、大きくて欲張りな国は、かってに領土に入ってくるようになりまし
た。
しばらくは仲間の強い国に貢物を増やして助けてもらってましたが、だんだ
ん貢物もできなくなってきました。
そして、かつて世界で一番強かった仲間の国より力を持つようになった、大
きくて欲張りな国は、小さな国を奪ってしまいました。
その後、勤勉で従順な人々は、大きくて欲張りな国の奴隷となり、自分た
ちの国を持つことはできなくなりました。
こうして、アジアの東の果てにあった、小さいけれども豊かだった国は、世
界の歴史から消えてなくなりました。
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