国家権力
投稿者: kabuyasontoku 投稿日時: 2011/07/28 22:28 投稿番号: [1770 / 1783]
国家の政治を司る権力構造は、概ね5例が挙げられる。
①王や貴族を中心とする君主国家
②宗教指導者が権力を握る法王国家
③武士や軍人が支配する武家国家、軍事国家
④官僚が支配する官僚国家
⑤国民(平民)に選挙で選ばれた政治家が支配する民主国家
日本の場合、国家の成り立ちは神道の神を中心とする宗教による法王国家(現在でもローマ法王が支配するバチカン市国が存在)で、その後、貴族が支配する朝廷国家、武士が支配する武家国家を経て、天皇陛下を中心とする官僚国家となる。
明治以来、この国の官僚は国民の僕ではなく、天皇陛下を中心とした権威の使用人と言う意識があり、国民を上から目線で基本的に馬鹿にしている。
尤も、帝国大学から文官、士官学校から武官に成るのには、勉学(知)、体育、徳育に優れた人が選ばれていた為、おのずと平民を馬鹿にしてしまう。
昭和初期の大日本帝国は、果たして天皇陛下が支配する宗教・貴族国家であったのか、軍人が支配する軍事国家、それとも文官が支配する霞ヶ関官僚国家、天皇・文菅・軍人の複合支配国家であったのか、
戦後の経済復興や世界が経済重視の流れの中で、経済界・財閥や労働組合・市民活動組織・宗教団体などが国家の権力に影響を与える存在となる。
政治家・霞ヶ関官僚・自衛隊等軍人・経済界や市民組織・宗教界の内部でも、一体全体、この日本国家の体制をどの様にしたいのか、考えがバラバラなのでしょう。
曲がりなりにも、我が国には選挙制度があり国民(平民)から選ばれた代理人である国会議員が存在するが、現状では彼らは無力で中々、国民の為の政治をしない。
現状の政治の混乱を見ていると、名ばかり民主国家で、依然として霞ヶ関官僚に支配されている。
そしてこの霞ヶ関官僚組織は得体の知れない組織で、各省庁が省益を守る為、バラバラな縦割り組織で、誰も責任を取らない組織です。
政治家のリーダでこの霞ヶ関官僚の指揮・コントロールすべき総理大臣が民主主義を理解せず、国家観を持たない様では、この国の混乱は当分の間、収まりそうにない。
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