そもそも無人島に領有権が必要か?
投稿者: uncle58jp 投稿日時: 2012/10/28 23:41 投稿番号: [223 / 2282]
どこかの島に大昔から人間が数百人か数千人住んでいたとする。(仮にA島とする)
世は進んで、地球上が国民国家で覆われることとなった。
そうなれば、A島もどこかの国民国家に属する運命となる。なぜなら、A島住民からはどの国家が税金を取る権利を得て、代わりにA島住民の生活を守る義務を負うのかをはっきりしなければいけないからだ。さもなければ、A島住民はあちこちの国から徴税され、片やどの国からも保護の義務を果たして貰えないという不幸な運命に陥るかも知れないからだ。
つまり、A島がどこかの国家の領土になるのはA島住民の利益の為だ。もちろん、A島が独立国としてやっていく道もあるが、人口数百人か数千人じゃ学校を作って住民の子供を教育したり、病院を作って住民を死の恐怖から救うには規模が小さすぎる。だから、近隣の国家に属するのが合理的だろう。
そういうわけで、A島は交通の便とか、民族や言語の相似性とか、血族の分布居住の状況とか、歴史的に仲良くしてきたかどうかとか、いろいろ考えて最適の国家に帰属してゆく。
これが国家による陸地領有の正当な姿であり、歴史であり、あたりまえのあり方だった。
してみれば、無人島に特定の国家による領有の必然性なんかあるだろうか?守るべき住民のいない、ということは人も住めないほどちっぽけな、島と言えば島、岩と言えば岩、のような海上突起物をどこかの国の持ち物と決める必要なんかどこにあるのだ。
いや、仮に岩であっても、その周辺の地下資源とか、あるいは岩近辺の海上交通コントロール権こそが近年では重要な国益となってきたんだ。500年前の発想しかできない輩はとくと去れ!と言われそう。
でもね、人間は争いを増やすために何とか権利、何とか権益を作り出してきたんじゃないの。天地を創造した神様はきっと嘆いているよ。
領土は住民の生活を守る責任者を決めるため、領海はその住民が海上から大砲で撃たれたりしない安全保障のため、EEZはその住民が生活していくための海洋資源を優先的に利用できるようにするため、もともとそうだったんだ。
この人類のもともとの考えに立ち返れば、尖閣問題なんかまっこと問題はなくなるんだ。
そんな屁理屈、仮に日本は分かっても、中国は分からない、と言うかね?
いや、中国も分かる。尖閣は神様のもの、利用は一緒に、は必ず通る。中国にもそれ以上の理屈はない。
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