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日本ではありえないし烈な権力闘争例

投稿者: minahidetyan 投稿日時: 2012/04/21 22:37 投稿番号: [5155 / 7238]
薄煕来氏失脚、英実業家不審死のナゾ   権力闘争巻き添え、不正蓄財口封じか
産経新聞 4月21日(土)7時55分配信

  【北京=矢板明夫】中国共産党内の権力闘争に敗れて失脚した薄煕来・前重慶市党委書記にからみ、薄氏の妻が殺害に関与したとされる英国人実業家の不審死について、さまざまな情報が錯綜(さくそう)している。一家の不正蓄財を知る人物として胡錦濤指導部が薄氏打倒の突破口にしようとしたとの見方が浮上、「権力闘争に巻き込まれた犠牲者」と指摘する党関係者もいる。謎めいた男性の死の真相に迫る。

  この英国人男性は北京などで投資顧問会社を経営し、昨年11月に重慶市のホテルで遺体で発見されたニール・ヘイウッド氏=当時(41)。薄氏の妻、谷開来容疑者が殺人容疑で司法機関に送致された。

  ヘイウッド氏を知る北京のビジネス関係者などによれば、英ロンドンの裕福な家庭に生まれた同氏は大学卒業後、英国議会職員などを経て1990年代初めに北京に留学した。当時、大連市長として外国からの投資を積極的に呼び込んでいた薄氏に対し「英国の企業を紹介する」との手紙を送ったことが薄家との付き合いの始まりだったという。

  英メディアは、ヘイウッド氏とMI6(英情報局秘密情報部)との関係を指摘するが、共産党筋は「プロのスパイではなく、薄氏との関係が親密になったことで、英国の情報機関が接近してきた」と明かす。

  ヘイウッド氏は、谷容疑者から子息の瓜瓜氏の教育問題で相談を受けていたことから関係が急接近したという。英国で広い人脈を持つヘイウッド氏は、中学生だった瓜瓜氏の英ハーロー校への入学を斡旋(あっせん)した。ヘイウッド氏の母校でもあるハーロー校はチャーチル元首相ら多くの有名人が卒業した名門校で、入学が難しいとされる。

  また、薄家は口利きなどで80億元(約1040億円)もの資産を不正に蓄財したとされ、ヘイウッド氏はその一部を海外に移す仕事に関わっていたという。

  一方、ヘイウッド氏の殺害事件を捜査しようとしたのが薄氏の元側近の王立軍氏だ。薄氏から重慶市公安局長を解任された王氏が米総領事館に駆け込んだことが、薄氏失脚に至る一連の事件の引き金となった。

  欧米メディアは、ヘイウッド氏殺害のきっかけとして、谷容疑者とビジネス方針や利益分配をめぐり対立したことを挙げるが、あまりに不可解だ。ある共産党筋は、共産党中央規律委員会が昨年夏以降、ヘイウッド氏と複数回接触したことを証言。詳細は不明だが、政治路線で対立する薄氏打倒を目指した胡錦濤指導部がヘイウッド氏を突破口に薄氏の腐敗問題にメスを入れようとした可能性がある。

  薄家は内情を知りすぎたヘイウッド氏を口封じしようとしたのか。
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