「固有の領土」
投稿者: uncle58jp 投稿日時: 2012/04/21 22:35 投稿番号: [5149 / 7238]
尖閣でも、竹島でも、国後・択捉でも、何かモメごとがあれば飛び出す「わが国固有の領土」
「固有」っていったい何なんだろう。
文字通り解釈すれば「もとより有していた」ってことだろう。つまり、歴史が始まって以来ずーっと変わりなく我が国のものであった、ってことだろう。
でも、イザナギが国土を作ったときには日本は本州と四国と九州と淡路島だけだった。これは「固有」の領土に間違いない。そして北海道や(もちろん国後・択捉も)沖縄(もちろん尖閣も)残念ながらその時には固有の領土ではなかった。
もちろん、そんな神話時代からの領土だけが日本の正当な領土だと言ってる訳ではない。
が、九州や四国を「我が国固有の領土」などというのは聞いたことがない。ということは、本来の固有の領土が「固有」ではなくなり、もともと固有でなかった土地がことさら「固有」と叫ばれるというおかしなことになっている。
とすれば、「固有」の領土というのは「国境紛争を抱えた」領土、ということを言わず語りに言っているとしか思えない。
だから、もう「固有の」領土なんて言い方はやめよう。すっきりと「日本の領土」で良いではないか。2000年前からでも50年前に略奪した領土でも領土は領土、アメリカはグアム・サイパンは堂々と恥じらいもなく領土と称している。「固有」の領土などと遠慮がちに言ったりはしない。
ステレオタイプのごとく「固有の」領土と粋がって、いかにも日本の国益を守ってるようなポーズを取る政治家・官僚に興ざめを覚える。
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