中国 尖閣ビデオ公開に不快感

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「管内閣」の外交戦略、行き詰る

投稿者: garoua83 投稿日時: 2010/11/01 23:13 投稿番号: [233 / 494]
ソビエト時代も含めてロシアの首脳が一度も訪れたことのなかった「北方領土」を、2010年11月1日という今日訪れたことの意味は何か?

今までは「二島先行返還論」とかあって、ロシア側も歯舞、色丹の二島については、「日露平和条約」が締結されたら返還するとの意志を示していたが、ここにきて「一島も返さないぞ」との姿勢を明確にしたということだ。
つまり「クラスノヤルスク会談」で、橋本龍太郎首相とエリツィン大統領の「合意」が、一方的に反故にされたということになる。

その第一の要因は、「尖閣事件」で中国に圧力を掛けられた日本が、その圧力に簡単に屈したことで、ロシアが「日本は圧力を掛ければ屈する」との確証を得たことであろう。

第二の要因は、昨年度後半から日米間に「普天間基地移設問題」で亀裂が入っており、現状ではロシアが「北方領土」関連で動いても、アメリカが反応することはないとの読みがあったものと思われる。

こういう絶好の機会をロシアのような国が逃すはずがない。
さっそくメドベージェフ大統領は北京に飛び、9月28日に胡錦濤主席と「露中共同宣言」に調印した。その「宣言」の中身は、「歴史の歪曲を許さない」という一見奇妙なものだったが、内容を読み込むと、明らかに日本を標的にしたものだった。
さんざん歴史を歪曲しまくっているロシアと中国が「歴史の歪曲を許さない」とは、まさにブラック・ユーモア以外の何物でもないが、要するにこの「露中共同宣言」の裏の意味は、「ロシアは中国の尖閣列島の領有権を認め、バーターで中国もロシアの北方領土の領有権を認める」というものだったのである。

こうして準備万端整ったところで、本日(11月1日)にメドベージェフ大統領の「国後島」入りとなったのである。

メドベージェフ大統領の「国後島」入りが報道された後も、ロシアの思惑通り、中国は「尖閣列島」関連で日本を攻め続け、アメリカも様子見で沈黙、孤立状態の管首相が弱々しく「遺憾の意」を表明しただけだった。
口先だけの抗議など、ロシアにとって痛くも痒くもなかったことはいうまでもない。

これで日本が「北方領土」を取り返すことは、ますます難しくなったといえよう。
「尖閣列島」で中国に仕掛けられ、後手後手に回った「管内閣」のトータル的な外交的失敗(さらに「普天間問題」の迷走については、「鳩山内閣」の責任が極めて大きい)のツケが、こういう形で顕在化したともいえるだろう。
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