Re: 偽満州国
投稿者: rekishi_0_kangeru 投稿日時: 2012/07/17 10:08 投稿番号: [613 / 1501]
>単なる中国利権の取り合いだよ
基本的にはその通り。
もともと米国がもっとも望んでいたのは将来性に富む満州への進出だった。
米国は日露戦争で日本を支援してロシアを追い出させ、その後に自ら開発に乗り込むつもりだった。
こうした意図があった米国にしてみれば、長城以北満州における日本の独占的権益を認めるに至ったことは大変な譲歩だったわけだが、日露戦勝利を日本軍の実力と過信してきた日本軍部にはそうした経緯が全く見えていなかった。
中国本土の蒋介石軍もナチ・ドイツから軍事顧問団を入れ、兵器の供給も受けるようになってからは見違えるように強くなり、日本軍は苦戦を強いられるようになる。
泥沼化で兵員装備の消耗も増えて召集動員が本格化、日本国内は急速に戦時体制化を余儀なくされていった。
こういう状況で、満州国は維持でき、中国本土から撤兵さえすれば経済制裁が解除され苦境から脱せられるとすればいい話のはずだった。
しかし、東條は「占領地は日本兵の尊い血で勝ち取ったものだ」として一寸たりとも引くつもりがなかった。
外交オンチの旧軍人は大局を見ることができなかった。
旧軍の軍人にとって戦争とは博打であり、勝算ありとして戦争を始めたことはなかった。山本五十六にしても然りだ。
負けるべくして負けた博打のつけは国民が負わされることになった。
これは メッセージ 590 (大日本帝国万歳 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/200000210/cf9q739b412adfla4ob09qa4c0a4ca4bf_1/613.html