中国外相 国連演説で日本批判

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事態打開は領土問題の存在を認めることから

投稿者: rioshikinofu 投稿日時: 2012/09/29 09:09 投稿番号: [602 / 5311]
15〜16世紀の大航海時代ならともかく世界の分割が終わって久しい19世紀後半にもなって「管理された形跡のない”無主物”の島があったから領土とした」とする日本の主張は、歴史の大きな流れの中で捉えれば弱いところがある。
尖閣諸島は琉球、中国、台湾に囲まれた海域にあって、漁民や航海者にはとうの昔から存在が知られていた島であり、前人未到の太平洋のど真ん中で発見されたというのとはわけが違うのだ。
しかも19世紀半ばまで琉球は中国と冊封関係にあったのから中国にとって尖閣は少なくとも自分の勢力圏にあったと思うのは当然だろう。
また日本の領土編入は日清戦争の真最中に行われていて、戦争のドサクサに紛れて一方的に行ったといわれても仕方のない状況もある。
しかし歴史的に大陸国家として発展してきた中国には海洋権益に対する認識が甘かったのも事実だろう。
しかし中国人の意識としては東シナ海一帯は自国領であるとする意識は大昔からあったと考えられる。

このように尖閣を地史的視点で大きく考察して見ると日本の「領土問題は存在しない」という主張は一方的で近視眼的な態度とも言える。
当面の事態打開のためには、以上のような視点に立ってこれまでの「領土問題は存在しない」とする姿勢を改め、「尖閣諸島に領土問題が存在する」と認めることが必要だろう。
領土問題がないどころか、現実には世界も注目する熱い「領土紛争」に発展してしまっているのだ。
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