ビデオ流出犯人は犯罪者なのか
投稿者: ookakiku 投稿日時: 2010/11/06 00:27 投稿番号: [2389 / 17704]
一般企業でももちろん守秘義務はある。
しかし、企業が会社ぐるみで不正をしていたら、これを告発するのは守秘義務違反で犯罪なのか。
おれの認識では、これは企業が不正をしていたので、告発した人を保護するのが、内部告発者の保護と認識していて、犯罪行為にはあたらず、企業側が罰せられると思っている。
実際は、内部告発者の末路は悲しいものだが。
で、今回の場合はどうなのだろう。企業ではなく、国家の場合には。
国家には当然国防上の機密がある。
しかし、国民に嘘の情報を流し事実を隠していた場合はどうなるのか。
その事実を告発した場合、この告発者は犯罪者となるのか。
では、ジャーナリズムにおけるスクープってなんなんだ?
イラク戦争で、アメリカが正式に発表している民間死者数が、かりに1000人だったとする。
しかし、実際は66000人が殺されていた、とする。
当然、これは米軍にとっては、最高機密だ。しかし、これを誰かがリークして、ジャーナリストがすっぱ抜いたら、これも、リークした人間は犯罪者で、米国側はお咎めなし、になるのか。
国民と国家の間にも信頼関係があってこその、国家機密だ。
国が国民に嘘をついていたら、ジャーナリズムはこれをすっぱ抜くのがジャーナリズムの使命であって、国家の暴走を阻止する役割を持っている。
これが機能しなくなったとき、その国家は独裁国家となる。
今回の尖閣の問題については、日本政府が特に嘘をついていた、とかそういうことではないだろう。
だが、中国側は日本側の責任だ、と明言している。
日本国民には、その真実を知る権利がある。
そう考えれば、それを隠そうとした日本政府の責任ってどうなんだ。
で、このリークをした者は、犯罪者なのか。
あくまでも極端な場合、
日本政府が中国と結託していて、中国に都合のいいようにあるいは、中国の国益になるように動いていた、としたら、これはとんでもない、日本国民に対する背信行為となる。
なぜ、政府は公開を拒んだのか。もちろん、日中関係を考慮して、といっているが、ここをどう考えるか。
もし、中国政府の国益に沿って動いていたら、このリークしたものは、日本国民にとっては英雄になる。
ジャーナリズムは国家権力が作った法律ぎりぎりのところでいつも戦っている。
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