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朝日新聞はミサイル迎撃を理解しているか

投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2001/06/02 13:48 投稿番号: [993 / 28311]
「そもそも、水も漏らさぬミサイル防衛網とは現実味のある話なのか。宇宙から超高速で飛んでくるけし粒のようなミサイル弾頭をミサイルで撃ち落とすなど神業に等しい。」

これは5/10の朝日のNMD反対の社説の一文です。しかし、6/2総合面に示されたミサイル防衛構想の図はどっかの引用だと思うのですが、正しい内容です。高速で飛来するミサイルを打ち落とすことは不可能に近いので、最高速度に達する前に迎撃ミサイルで弾道ミサイルを破壊するのがミサイル防衛構想です。そのために人工衛星で弾道ミサイルの発射段階から見知し、高度な情報処理によりミサイルの経路を計算し、最高速度に達する前に迎撃ミサイルをぶつけるのです。そのことを考えると上記の記述がいかに不正確か理解できるでしょう。正確性よりも感情的煽りに重点を置く朝日スタイルがよく見て取れる例とも言えます。

「もともとミサイル防衛は技術的に難しいとされる。「大量ミサイルが同時に飛来した場合、迎撃成功率が20%から30%でも「効果」がある」米政府高官は非公式に日本側にこう伝えている。」

本日の記事です。朝日は「水も漏らさぬ」状態でないと効果がないと暗に言っています。それは前回の社説も本日の記事も同様です。かりに20%の命中率として計算しましょう。私はこの数字すら楽観的だと思いますが。10発のミサイルが発射されて、2発が打ち落とされれば20%の人が多く助かるのです。湾岸戦争の時イラクがミサイルをイスラエルに向けて発射しました。パトリオットの迎撃率はわずかに10%でしたが、イスラエル国民は米国にパトリオットの増強を強く要請し、やってきたパトリオットを歓喜の声で迎えたのです。

朝日のミサイル防衛構想に反対している論点はいくつか有りますが、「水も漏らさぬミサイル防衛網とは現実味のある話なのか」どうかわからないから無駄だと言うのはあまりにも暴論です。20-30%の命中率で救われる人命より予算の節約の方が大事なのでしょうか。

一度ミサイルが築地5丁目3-2の小豆色のビルに命中したときに、朝日新聞の記者がどの程度冷静にミサイル防衛構想に反対できるのか見てみたい気がします。
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