今日の【天声人語】
投稿者: hachimitsu_honey_syrup 投稿日時: 2003/05/30 15:33 投稿番号: [9259 / 28311]
■《天声人語》
最近の言葉から。「本当に日本から脱出したくなった。異なった存在を排除する排他的なナショナリズムの動きが強くなってきている」。北朝鮮が拉致を認めて以来、ホームページに悪質な書き込みをされた在日韓国人2世のエッセイスト朴慶南(パクキョンナム)さんの思いだ。
有事法制をめぐって「ことがあれば冷静な思考を失い、急激に世論が一つの方向に流れる姿は、周辺を不安にさせる」と韓国元副首相の権五ギ(クォンオギ)さん。同時多発テロ以来の米国については「30年代の日本やドイツに見られたファシズムの原形が、米にも生じた。戦争が終わった今こそ、足かせや自制を解いた自由な討論が行われるべきだ」と米コロンビア大学のC・グラック教授。
翻訳家の池田香代子さんは「第2次大戦後、次の世代はこういう世界に生きてほしいという死者の思いに一心に耳を澄ませた人たちが贈ってくれたのが、この憲法。私たちは、死者の夢を託された夢の子どもなのです」。
「短歌から日本の言葉の使い方を、踊りから日本のからだの使い方を教えてもらった。それが死線を越えさせてくれた」とは社会学者の鶴見和子さん。
ビンラディン氏を発見できない理由を尋ねられたラムズフェルド米国防長官の弁明は「この世界で1人の人間を見つけるのは非常に難しい。世界は広い」。55年ぶりに新ビタミンを発見した笠原和起さんは「タイを釣ろうとしたのに雑魚か、と思ったら、中から宝石が出てきた」。
分子人類学者のM・グッドマン博士の言。「人間はチンパンジーのちょっとした改良型にすぎない」
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グラックは終始、ナショナリズムやファシズムを「悪」と決め付けてるよな。
こーゆー感覚が対抗するナショナリストに更なる「意固地さ」を発現させるもとになっていることに気付いていない。
ナショナリズムの前に「排他的な」だとか「偏狭な」をつければ、反対勢力を腐すにはいいのかもしれないが、ナショナリズムの実態をもう少し見抜く努力も必要だろう。
結局、アメリカ風な「民主国家」をアジアやら中東にこしらえようとしても、もともと持っている感性や足元の歴史が違っているのだから、そうそう簡単にはいかない。
そこで標準化だのグローバリズムだのと、オブラートにくるんで差し出して見ている訳だ。
グロックは「グローバリズムが進行すると国家は退場する」といっているが、これはだれが考えても欧米的ユートピア思考にすぎない。
グローバリズムはナショナリズムを強化させ、民族独自性を主張させ、対立を生む。
そんなものをもってきさえしなければ、日本人は貧しいなら貧しいなりの生活をつつましくしていたろうし、過剰な消費活動をし続けなければ国内経済が疲弊することもなかったろう。
いいじゃないか、ナショナリズムぐらい。
これは メッセージ 1 (gesogeso1032 さん)への返信です.
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