北朝鮮NTP脱退-伊豆見静岡大教授インタビュ
投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2003/01/13 01:02 投稿番号: [6453 / 28311]
北朝鮮のNTP脱退宣言を受けて翌日の朝日、読売はこの関連記事で持ちきりでした。小泉・プーチン会談は一面トップこそきましたが、北朝鮮に吹き飛ばされた形です。そうした中で、両紙が同じ専門家へのインタビュー記事を載せていました。静岡県立大学、伊豆見元です。そのインタビュー内容が同一人物なのかと小一時間問いつめたくなるほど違っていました。
■朝日(1月11日朝刊13版、8面国際面)
●危機続き日本の役割浮上
■読売(1月11日朝刊14版、8面国際面)
●北は各施設稼働まで行く恐れ
▲対話戦略についてに
朝日:(対応記述なし)
読売:(日米韓が)「米国は北朝鮮と対話の用意がある」と発表したことが、逆に北朝鮮の脅かしをエスカレートさせた。
▲韓国の対応について
朝日:北朝鮮が期待するのは韓国だ。北朝鮮に融和的な盧武鉉が大統領で当選し、反米意識も高揚している。今回の脱退宣言は、その情勢を十分意識しての行動だろう。21日に予定されている南北閣僚会談を予定通り進めることはもちろん、ことによると2月初旬にも金正日総書記がソウルを訪問するかもしれない。こうして、韓国が米国を説得する情勢を作り出してゆくだろう。
読売:南北閣僚会談は、本来なら延期されるはずだが、米朝の仲介に躍起の韓国は受けるだろう。となれば北朝鮮は、盧武鉉政権誕生前に、金正日総書記がソウル訪問という約束を果たし、韓国の抱き込みを図り、米国との仲介に期待をかけるだろう。
▲米国の対応について
朝日:(米国は)NPT脱退の撤回や核施設の再凍結を求める安保理決議に続き、最終的には経済制裁、海上封鎖まで踏み込む可能性がある。
読売:(米国は)今後、IAEAに北朝鮮問題を国連安保理に付託するよう迫るだろう。安保理では、第一段階として、「警告」を発止、従わなければ、臨海や海上封鎖などの制裁に踏み切るだろう。北朝鮮は「制裁は戦争行為だ」として暴発するかもしれないが、米国は報復する腹を固めている。
▲稼働強行とその後について
朝日:(北朝鮮は)核再処理施設の再稼働強行が続き、さらにプロトニウムの抽出まで行くのではないか。
読売:北朝鮮は、このまま再処理施設の稼働まで行くと思われる。使用済み燃料棒から兵器抽出が可能になる夏までに、北朝鮮が降りなければ、核施設への先制軍事攻撃も選択肢に入ってくる。
▲日本の役割
朝日:日本の役割も浮上したきた。日本には、日朝国交正常化と、安全保障協議開催という二つのカードがある。拉致問題と核問題で北朝鮮が譲歩しないと前へ進まないと言うのが日本の立場だが、それでいいのか。
読売:(対応記述なし)
同じ人へのインタビュー記事にもかかわらず、内容は両紙の社説と同じになっています。原則堅持を強調する読売は日本の役割に関する部分が抜けています。日朝国交正常化推進派の朝日はこの部分に記事の30%を割いています。普段対話を強調している朝日は、今回の北朝鮮の対応が対話路線の足下を見られたことを隠蔽しています。また、対話だけによる解決を目指し、武力での解決を放棄を主張している朝日は、軍事的衝突の可能性をすべて隠蔽しています。軍事的な衝突の可能性について思考を停止することによって、夢想的な平和論に浸り続けることができるのです。韓国の役割についても、明らかに朝日は韓国様に気を遣った表現となっています。読売は「仲介に躍起」、「韓国の抱き込みを図り」といった、韓国から距離を置いた表現です。
記事の隠蔽以外の部分、すなはち、表現の部分での差異は朝日と読売とではどちらが信頼できるでしょうか。個人的な判断で言うと、読売の方が「ソースに近い」と思っています。理由は簡単です。読売の記者はいつも事実を頭を使わず垂れ流す記事を書いており、ほとんど工夫が見られません。読売記者は文章を読みやすく歪曲できるほど頭がよくありません。しかし、朝日は、中田引退をはじめとするすばらしい捏造、世論調査の誘導質問、さらにアンケート結果の歪曲した解釈といったすばらしい偉業の数々を毎日のように見せています。朝日はプロ市民を引きつけるため、社の論調に一貫性を持たせるために事実をこねくり回して記事にできるほど賢いのです。
たかだかインタビュー記事だとなめてはいけません。短いインタビュー記事ですらも、洗脳した読者に喜ばれる工夫を怠らない朝日の気配りでした。
■朝日(1月11日朝刊13版、8面国際面)
●危機続き日本の役割浮上
■読売(1月11日朝刊14版、8面国際面)
●北は各施設稼働まで行く恐れ
▲対話戦略についてに
朝日:(対応記述なし)
読売:(日米韓が)「米国は北朝鮮と対話の用意がある」と発表したことが、逆に北朝鮮の脅かしをエスカレートさせた。
▲韓国の対応について
朝日:北朝鮮が期待するのは韓国だ。北朝鮮に融和的な盧武鉉が大統領で当選し、反米意識も高揚している。今回の脱退宣言は、その情勢を十分意識しての行動だろう。21日に予定されている南北閣僚会談を予定通り進めることはもちろん、ことによると2月初旬にも金正日総書記がソウルを訪問するかもしれない。こうして、韓国が米国を説得する情勢を作り出してゆくだろう。
読売:南北閣僚会談は、本来なら延期されるはずだが、米朝の仲介に躍起の韓国は受けるだろう。となれば北朝鮮は、盧武鉉政権誕生前に、金正日総書記がソウル訪問という約束を果たし、韓国の抱き込みを図り、米国との仲介に期待をかけるだろう。
▲米国の対応について
朝日:(米国は)NPT脱退の撤回や核施設の再凍結を求める安保理決議に続き、最終的には経済制裁、海上封鎖まで踏み込む可能性がある。
読売:(米国は)今後、IAEAに北朝鮮問題を国連安保理に付託するよう迫るだろう。安保理では、第一段階として、「警告」を発止、従わなければ、臨海や海上封鎖などの制裁に踏み切るだろう。北朝鮮は「制裁は戦争行為だ」として暴発するかもしれないが、米国は報復する腹を固めている。
▲稼働強行とその後について
朝日:(北朝鮮は)核再処理施設の再稼働強行が続き、さらにプロトニウムの抽出まで行くのではないか。
読売:北朝鮮は、このまま再処理施設の稼働まで行くと思われる。使用済み燃料棒から兵器抽出が可能になる夏までに、北朝鮮が降りなければ、核施設への先制軍事攻撃も選択肢に入ってくる。
▲日本の役割
朝日:日本の役割も浮上したきた。日本には、日朝国交正常化と、安全保障協議開催という二つのカードがある。拉致問題と核問題で北朝鮮が譲歩しないと前へ進まないと言うのが日本の立場だが、それでいいのか。
読売:(対応記述なし)
同じ人へのインタビュー記事にもかかわらず、内容は両紙の社説と同じになっています。原則堅持を強調する読売は日本の役割に関する部分が抜けています。日朝国交正常化推進派の朝日はこの部分に記事の30%を割いています。普段対話を強調している朝日は、今回の北朝鮮の対応が対話路線の足下を見られたことを隠蔽しています。また、対話だけによる解決を目指し、武力での解決を放棄を主張している朝日は、軍事的衝突の可能性をすべて隠蔽しています。軍事的な衝突の可能性について思考を停止することによって、夢想的な平和論に浸り続けることができるのです。韓国の役割についても、明らかに朝日は韓国様に気を遣った表現となっています。読売は「仲介に躍起」、「韓国の抱き込みを図り」といった、韓国から距離を置いた表現です。
記事の隠蔽以外の部分、すなはち、表現の部分での差異は朝日と読売とではどちらが信頼できるでしょうか。個人的な判断で言うと、読売の方が「ソースに近い」と思っています。理由は簡単です。読売の記者はいつも事実を頭を使わず垂れ流す記事を書いており、ほとんど工夫が見られません。読売記者は文章を読みやすく歪曲できるほど頭がよくありません。しかし、朝日は、中田引退をはじめとするすばらしい捏造、世論調査の誘導質問、さらにアンケート結果の歪曲した解釈といったすばらしい偉業の数々を毎日のように見せています。朝日はプロ市民を引きつけるため、社の論調に一貫性を持たせるために事実をこねくり回して記事にできるほど賢いのです。
たかだかインタビュー記事だとなめてはいけません。短いインタビュー記事ですらも、洗脳した読者に喜ばれる工夫を怠らない朝日の気配りでした。
これは メッセージ 1 (gesogeso1032 さん)への返信です.