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ミサイル誤報騒ぎも防衛庁の陰謀 その1

投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2002/07/08 13:01 投稿番号: [4533 / 28311]
7月1日、ミサイル発射の誤報騒ぎです。

■読売(7月1日朝刊14版2面中程)
●東シナ海にミサイル!?政府一時騒然   中国の演習でした
「鹿児島県奄美大島の北側に中国のミサイルが落下したという情報が防衛庁、海上保安庁に入り、一時騒然とした。確認の結果、約2時間後に『中国内陸部に落ちたもので、日本政府に関係なかった』ことがわかった。」
「防衛庁などによると、(中国東北部の演習場から)中国西部に向けて発射されたものであることが判明、『通常の演習』であることが確認された。」

■朝日(7月1日朝刊14版3面中程)
●『日本近海向け中国ミサイル』   首相ら緊張、実は誤報
「『中国が日本近海向けミサイルを発射した』との情報が30日夜、防衛庁などに入った。」
「関係者によると、中国が実験のため内陸部で発射したミサイルを、米軍のコンピュータが軌道計算を誤り、鹿児島・奄美大島付近を着弾予定地点に『中国が弾道ミサイルを発射』と警戒警報を通報したと見られる。」

この程度の短い記事でも微妙な差が出ています。今回の印象は読売より朝日の情報が上回っていることです。読売は事実をだらだらと正確に載せ、解説をつけたりするため、情報量が多くなります。ところが今回は朝日の方が米軍の情報をつかんでおり、情報の質と量で朝日が勝っているように見えます。

中共のミサイル発射を、読売は「演習」と呼び、朝日は「実験」と呼んでいます。「実験」の方が「演習」よりも中共様の軍事国家としての色彩が多少薄れて良いかもしれません。また、読売は情報ソースを防衛庁に求めていますが、朝日は情報ソースを読者には想像できない「関係者」に求めています。「関係者によると....通報したと見られる。」という構文から、直接関与ある関係者ではなく、想像もしくは伝聞を朝日記者に伝えているあやしい「関係者」であることがわかります。この関係者が情報に直接関わっている立場なら、「関係者によると....通報した。」と、伝聞表現ではなく断言されるはずです。また、情報は海上保安庁と防衛庁の両方に入っているのに、朝日では海上保安庁が相手にされていません。特に防衛庁だけを強調したい理由があるのでしょうか。

短い中にもいろいろ恣意的で不自然な部分の多い朝日の記事です。誤報・捏造が珍しくない朝日新聞、もしかするとこの「関係者」も防衛庁を担当している朝日新聞記者自身の可能性もあります。いずれにしても、このようないびつな表現をしてまで、記事のストーリーを組み立てようとする朝日、読者に訴えたい続きのストーリーがありそうです。
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