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社説予想「やはり話し合うべきだった」

投稿者: nonora 投稿日時: 2001/12/23 00:37 投稿番号: [2531 / 28311]
やはり話し合うべきだった-不審船撃沈事件-


昨夜、海上保安庁の巡視船が国籍不明の不審船を射撃して沈没させた。
不審船を巡視船が両側から挟み砲弾を打ち込んだという。
専守防衛が国策といえる我が国の巡視船としては言語道断の暴挙だ。

海上保安庁法では、警察官職務執行法の準用により、
他国の領海を除く海域では、船体に向けて威嚇射撃を行うことが認められている。
海上保安庁法は11月の改正で、領海内では船体射撃の結果、
船員らの生命や身体に危害を与えても刑事責任を問われない規定ができた。
しかし今回は領海外のため、危害を与えた場合には免責されない。
故に、今回巡視船から砲撃を加えた海上保安官らは逮捕されるべきである。

しかし、このような法解釈上の議論はどうでも良い。
つくすべきは、現場で話し合いがなされたどうかという議論である。

この日午後、海保は5回に わたり、
上空や海面に向けて計25発の威嚇射撃を繰り返した。
しかし船はほぼ真西に向け、中国領海方面に逃走した。
このため航行不能にする目的で船体射撃に踏み切ったと海保は説明している。

果たして船体射撃に踏み切った時点で話し合いが尽くされていたのだろうか?
巡視船からの呼び掛けに不審船は答えていなかったという。
このことからも話し合いが尽くされていたとは言えないことは明白だ。
話し合ってもいないのに船体射撃を行えば反撃を受けるのは当然のことだろう。

また、あくまでもこの船は「未確認船」である。
不審船というが、漁網が積んでいないというだけで「工作船」と認めてよいのだろうか?
またその船を砲撃して撃沈して良いのだろうか?

これから現場の海上保安官が帰港してくる。
現場で話し合いがあったのか無かったのか、明らかにされるべきだ。
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