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6/15日付け社説

投稿者: nonora 投稿日時: 2001/06/15 11:14 投稿番号: [1143 / 28311]
歓迎のお言葉痛み入ります。
皆様も御活躍の御様子で、、、ますますお元気そうで良かったです、はい(笑)


さてさて、総書記はソウル訪問をという本日の社説。

総書記というだけで誰かわかってしまう朝日新聞、さすがです(笑)
まっ、最近は大統領はたくさんおっても総書記ってのはあんまりいないからOKなのかな?

なかなか情緒的な表現が続きます。
「歴史の歯車が音を立てて動いた」
「画期的な文書だった。」
「予感させるものがあった。」
「実に残念なことだ。」
「再び熱い息を吹き込む必要がある。」

東京都議選に関する今日のもう一つの社説とくらべると、
その「熱さの違い」は一目瞭然です。
ソ連の崩壊で親ソ派は崩壊し、親中派も若干トーンダウンしている中、
親北朝鮮派の残滓をこの情緒的な記述に感じられます。

親北朝鮮派は朝鮮総連からの抗議をやわらげるためにも、まだまだ必要だという事でしょう。
ただ先日の北朝鮮の帰国事業をすすめた朝鮮総連を告訴した記事が、
翌日の朝刊に掲載されていなかったので、
親北朝鮮派の朝鮮総連をなだめる「力」というのは落ちてきているのではないでしょうか?


さて、そのなだめる「力」が落ちてきている事が実感できるのが今日の社説です。
親北朝鮮派がはなやかなりし頃ならば、
「北朝鮮は「地上の楽園」であり無謬である、
  故に南北対話を望むのならば韓国の方が総書記の訪韓実現に向けて最大限譲歩しろ」
という社説になっていたであろうと、想像します。

今日の社説の中で北朝鮮に関するアドバイス的な記述を抜き出しますと、、、
「北朝鮮は発想を変えるべきだ。南北対話を積極的に進める事で協調的な対外外交を示せば、
  ブッシュ氏の考えも変わるだろう。
  それこそが米朝関係を好転させる近道ではないか。」
「北朝鮮がこうしたやり方で建設的に事態打開を試みることも大切だ。」
「欧州諸国などとの国交の樹立も南北対話の進展があったから実現したのだ。
  ということを思い起こしてもらいたい。」
あと、最後になりますが、
「北朝鮮は金総書記の訪韓実現に向けて動き出さねばならない。
  金大統領が言うように、これは約束だ。」

こうしたアドバイスは、以前までは考えられませんでした。
さすがに朝日新聞です、購読者の「空気」を読んでいます。
以前でしたら、間違い無く、
「アメリカは発想を変えるべきだ。
  北朝鮮に対して譲歩すれば、偉大なる首領様金総書記の考えも変わるだろう。」
という論調になっていたはずですが、
ここ数年の「テポドン」だの「不審船」だの北朝鮮が起こした「騒ぎ」に、
購読者が不信感を抱いている事を朝日新聞もようやく気付きはじめました。
かなーり、遅いですけど(笑)


しかし、最近の朝日新聞にはそうした「北朝鮮を無謬とする」論調は見る影もありません。
そうした論調が見られないという事は、
朝鮮総連に対する「なだめ力」も漸減していると見て間違い無いでしょう。
「なだめ力」が減るのと同時に北朝鮮に対する批判的な記事が増えるのは良い事なのですが、
その一方で朝鮮総連から抗議が来た際に「なだめ力」を使えないため、
先日のように朝鮮総連が告訴される、といった記事が、翌日の朝刊に掲載されないなんて事態も発生します。

「朝日新聞平壌支局」を他紙に先駆けて開設する為には、朝鮮総連の力は是非とも必要なところ。
朝日新聞の微妙な舵取りと、北朝鮮に関する記事を書く外報部の苦闘は続きます(笑)


あー、、、中身は、、、中身はねぇ。
ようするに最後の
「北朝鮮は金総書記の訪韓実現に向けて動き出さねばならない。
  金大統領が言うように、これは約束だ。」
という事をいいたいがためのモノですね。
ただ何故南北対話が必要なのか?
核査察とかもう少し具体的な面に触れ、日本の果たす役割についても書いた方が、、、とは思います。
まぁ、それは社説を書く人が判断する事ですしね(笑)

ただ、まだ北朝鮮が約束を守ってくれる国だと、
朝日新聞が思っているあたりが甘っちょろいなって、思います。
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