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ソ連を守った朝日新聞の尾崎秀実

投稿者: rykutukgi 投稿日時: 2003/07/06 02:26 投稿番号: [10389 / 28311]
「スパイ・ゾルゲ」の映画が公開されてからというもの、朝日新聞はゾルゲにぞっこんです。天声人語でとりあげたかと思うと、今度は社会面トップ記事で、ゾルゲへの親近感を高める記事を掲載です。

■朝日(7月4日夕刊4版、19面社会面トップ写真入り)
●獄中ゾルゲ   弁護人回想記   魅力度同情、切々と
●「愛嬌たっぷり、意外の感」「死刑いつ屈託無く聞かれ」

読者のみなさん、ゾルゲに同情し、ゾルゲに好感を持ってほしいと思います。そうです。ゾルゲは愛嬌たっぷりの平和主義者だったのです。そして、ついでにゾルゲと行動をともにしてソ連に日本の機密情報を提供し、日本によるソ連開戦を押しとどめるよう努力した朝日新聞社員、尾崎秀実にも将来好感をもってほしいと思います。では、朝日新聞の尾崎秀実がゾルゲとともに、どのように平和に貢献したかをみたいと思います。

■書籍:国際スパイ・ゾルゲの真実(NHK取材班)
「尾崎は近衛首相グループの中で、より積極的な働きかけを行ったという。尾崎は強行に日ソ回線反対論を唱えて、日本の膨張政策の矛先を南方に転じさせようとしたのである。」
「こうした状況(当時ソ連は短期的にドイツにより崩壊させられるとの見通しが主だった)の中、尾崎は、ソ連を擁護するような言説を正面から行うことは慎重に避けつつ、日本がソ連を攻撃することに無意味さを強調して、日本の対ソ政策に少しでも影響を与えようと試みた。彼の用いた論法は、検事訊問調書によれば、次のようなものであったという。
『一、元来シベリアは独立している地域ではなく、欧露によってのみ支配されるべきもので、したがって日本がシベリアを占領してみても欧露に強い政権ができれば、その政権に支配される。
二、至言の関係から見ても、日本が現在必要とする石油、ゴムのごときはシベリアにはなく、この点からすれば日本にとってむしろ南方進出こそが意味がある。
三、現在の日本としては、ソ連の内部崩壊が到来すれば極東ソ連は武力を用いずとも支配下に納め得るので、ことさら武力を用いる必要を認めない。』」

身を挺してソ連を守り続けた尾崎秀実。さあ、みなさんも「スパイ・ゾルゲ」を鑑賞し、ゾルゲと尾崎への親近感を高めて下さい。そして、尾崎秀実の所属していた朝日新聞を購読しましょう。
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