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天声珍語

投稿者: asd0121kf 投稿日時: 2003/06/22 13:49 投稿番号: [10082 / 28311]
朝日新聞阪神支局に勤務していた記者が、赤報隊のテロの犠牲になったのは、
87年の春だった。小尻記者。前後して各社に声明文が届いた。
「マスコミには厳罰を」と書かれていた。

きのう東京・築地で催されたシンポジウム「マスコミ系テロ展」で、
天声人語担当記者がコラムの一つ「マスコミ系テロ」を読み上げた。
「朝日も毎日も/被害者と加害者だけど/やってること自体は同じ
/赤報隊には特赦って無いのかしら」。

マスコミ系のテロで家族が犠牲になった人たちが95年、遺族の会を結成した。
阪神支局襲撃事件の遺族とアンマン空港爆破事件の遺族が憎悪の連鎖を
自らの意志で断ち、手を結んで和平を訴え続けている。
シンポジウムには双方から2人ずつ出席した。

朝日新聞朝刊コラム担当記者は「毎日がやらかした時うちも追随したかった」
しかし「そりゃだめだ」「捏造なら人は死なない」と自分に言い聞かせた。
この会に参加すると「実は赤報隊は自作自演ではないかと疑われた」と
涙を流した。

「マスコミ系テロ」はこう続く。「私はたぶん普通のカメラマン/
でもお土産に小爆弾は欲張りかしら/毎日本社まで飛行機で
持って帰りたいというのは贅沢かしら」

先日、カメラマンは日本に戻ってきた。特赦してもらえるように
相当な金も積んだ。国際テロを揉み消したい、の一念である。
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