総書記の言葉から伝わる北の窮状
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2010/02/08 07:55 投稿番号: [484 / 1181]
【日々是世界】総書記の言葉から伝わる北の窮状
2010.2.7 18:00
北朝鮮の官営メディアが、北朝鮮の“窮状”を最高指導者、金正日(キムジヨンイル)総書記(67)の言葉を交えて伝えたことが、憶測を呼んでいる。
朝鮮労働党機関紙、労働新聞(1日付)と朝鮮中央放送(2日)は、「われわれの勝利を固く信じる」と題した“政論”を紹介した。政論は、「われわれにはいまだに電気も足りない。米も欲しいし困難な生活上の峠もある」と人民の生活苦を認めたうえで、金正日総書記が切々と語った言葉を伝えている。
「人民がいまだにトウモロコシの飯を食べていることに最も胸が痛む。今、私がすべきことは、この世で最も立派なわが人民に白米を食べさせ、小麦粉で作ったパンやククス(うどん風の麺)を十分に食べさせることだ。われわれ誰もが領袖=金日成(キムイルソン)主席(1912〜94年)=の前で立てた誓いを守り、わが人民をトウモロコシの飯を知らない住民としてこの世に立たせよう」
永遠の目標「白い飯」
「領袖の前で立てた誓い」とは金日成主席が生前の92年1月に、当時恒例の「新年の辞」で語ったことへの誓いだ。この時、金日成主席は次のように述べた。「すべての人が等しく白米の飯と肉のスープを食べ、絹の服を着て瓦屋根の家に住むというわが人民の世紀的念願を実現することは、社会主義建設において当面、われわれが達成すべき重要な目的である」。この“遺訓”から2年半後の94年7月に金日成主席は、念願を実現できないまま死去した。
労働新聞は今年1月9日付の紙面で、金正日総書記がこの言葉を持ち出して、「首領さま(金日成主席)の遺訓をいまだに守れていない」と言ったことを伝えている。結論から言えば、日本からの解放・独立から47年、建国から44年経った時点でまだ「白い飯」が目標だったのが、それからさらに18年が過ぎた今日でも、「人民に白米や小麦粉の麺を食べさせること」ができない。人民の主食はトウモロコシを細かい粒状に砕いた栄養価の低い「トウモロコシ飯」で、65年間の念願は依然として達成されていないというのだ。
極めて異例の言葉
金正日総書記は今月16日に68歳の誕生日を迎える。北朝鮮が“名節”と呼ぶそのおめでたい日を目前に控え、金正日総書記の言葉まで引用して、自らの窮状を認めたことに、韓国メディアや専門家は一様に「異例」とみている。韓国紙、朝鮮日報(2日付)は韓国政府関係者の話として、「金総書記が北朝鮮経済について、このように率直なコメントを述べたのは異例のこと」と伝えた。また、朝鮮日報は、名物コラム「萬物相」の中でも、「北朝鮮が食糧事情について、金総書記の発言を交えて内外に訴えたのは極めて異例のことだ」と分析している。
北朝鮮は朝鮮戦争(1950〜53年)休戦後の冷戦時代には、旧ソ連や中国の援助を受けて経済体制を維持した。金日成主席の死後は“核”や弾道ミサイルをちらつかせ、米国や韓国また、日本などからも食糧や燃料を獲得してきた。それでも、窮状は克服できず「人民に白い飯を食べさせること」が至上課題だというのだ。北朝鮮の内部情況は全く変わっておらず、むしろ悪化の一途をたどっている。金正日体制の北朝鮮は本当に困っているようだ。
しかし、こうした情況下でも、北朝鮮は1月末から西海岸から黄海に向けて砲撃を続けるなど、韓国や米国(在韓米軍)に対して挑発を続けている。人民にコメを食べさせられない一方で、武力的な示威行為を止める気配はない。
朝鮮日報のコラム「萬物相」は、北朝鮮の食糧難の解決法を簡潔に次のように述べている。
「北朝鮮の住民らに白い飯を食べさせるのは予想外に簡単なことだ。金正日総書記が、宝物のように大切にして一向に手放そうとしない核兵器やミサイルを廃棄するという決断さえすればよいことだ」 (国際アナリスト EX)
お涙頂戴か?
「人権派」が何か言いそう。
2010.2.7 18:00
北朝鮮の官営メディアが、北朝鮮の“窮状”を最高指導者、金正日(キムジヨンイル)総書記(67)の言葉を交えて伝えたことが、憶測を呼んでいる。
朝鮮労働党機関紙、労働新聞(1日付)と朝鮮中央放送(2日)は、「われわれの勝利を固く信じる」と題した“政論”を紹介した。政論は、「われわれにはいまだに電気も足りない。米も欲しいし困難な生活上の峠もある」と人民の生活苦を認めたうえで、金正日総書記が切々と語った言葉を伝えている。
「人民がいまだにトウモロコシの飯を食べていることに最も胸が痛む。今、私がすべきことは、この世で最も立派なわが人民に白米を食べさせ、小麦粉で作ったパンやククス(うどん風の麺)を十分に食べさせることだ。われわれ誰もが領袖=金日成(キムイルソン)主席(1912〜94年)=の前で立てた誓いを守り、わが人民をトウモロコシの飯を知らない住民としてこの世に立たせよう」
永遠の目標「白い飯」
「領袖の前で立てた誓い」とは金日成主席が生前の92年1月に、当時恒例の「新年の辞」で語ったことへの誓いだ。この時、金日成主席は次のように述べた。「すべての人が等しく白米の飯と肉のスープを食べ、絹の服を着て瓦屋根の家に住むというわが人民の世紀的念願を実現することは、社会主義建設において当面、われわれが達成すべき重要な目的である」。この“遺訓”から2年半後の94年7月に金日成主席は、念願を実現できないまま死去した。
労働新聞は今年1月9日付の紙面で、金正日総書記がこの言葉を持ち出して、「首領さま(金日成主席)の遺訓をいまだに守れていない」と言ったことを伝えている。結論から言えば、日本からの解放・独立から47年、建国から44年経った時点でまだ「白い飯」が目標だったのが、それからさらに18年が過ぎた今日でも、「人民に白米や小麦粉の麺を食べさせること」ができない。人民の主食はトウモロコシを細かい粒状に砕いた栄養価の低い「トウモロコシ飯」で、65年間の念願は依然として達成されていないというのだ。
極めて異例の言葉
金正日総書記は今月16日に68歳の誕生日を迎える。北朝鮮が“名節”と呼ぶそのおめでたい日を目前に控え、金正日総書記の言葉まで引用して、自らの窮状を認めたことに、韓国メディアや専門家は一様に「異例」とみている。韓国紙、朝鮮日報(2日付)は韓国政府関係者の話として、「金総書記が北朝鮮経済について、このように率直なコメントを述べたのは異例のこと」と伝えた。また、朝鮮日報は、名物コラム「萬物相」の中でも、「北朝鮮が食糧事情について、金総書記の発言を交えて内外に訴えたのは極めて異例のことだ」と分析している。
北朝鮮は朝鮮戦争(1950〜53年)休戦後の冷戦時代には、旧ソ連や中国の援助を受けて経済体制を維持した。金日成主席の死後は“核”や弾道ミサイルをちらつかせ、米国や韓国また、日本などからも食糧や燃料を獲得してきた。それでも、窮状は克服できず「人民に白い飯を食べさせること」が至上課題だというのだ。北朝鮮の内部情況は全く変わっておらず、むしろ悪化の一途をたどっている。金正日体制の北朝鮮は本当に困っているようだ。
しかし、こうした情況下でも、北朝鮮は1月末から西海岸から黄海に向けて砲撃を続けるなど、韓国や米国(在韓米軍)に対して挑発を続けている。人民にコメを食べさせられない一方で、武力的な示威行為を止める気配はない。
朝鮮日報のコラム「萬物相」は、北朝鮮の食糧難の解決法を簡潔に次のように述べている。
「北朝鮮の住民らに白い飯を食べさせるのは予想外に簡単なことだ。金正日総書記が、宝物のように大切にして一向に手放そうとしない核兵器やミサイルを廃棄するという決断さえすればよいことだ」 (国際アナリスト EX)
お涙頂戴か?
「人権派」が何か言いそう。
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