同じ内容に異なった反応を見せる米韓
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2009/09/25 10:16 投稿番号: [387 / 1181]
記事入力 : 2009/09/24 09:18:35
【社説】同じ内容に異なった反応を見せる韓米
李明博(イ・ミョンバク)大統領は21日(現地時間)、米国ニューヨークで行われたコリア・ソサエティーの招待による講演で、北朝鮮が核を廃棄する見返りとして、同国の安全保障と経済支援を行うといういわゆる「グランドバーゲン(一括妥結)」方式を提案したが、その直後、韓米両国の間にすれ違いが生じた。
米国務省東アジア担当のキャンベル次官補は、李大統領の提案について記者から意見を聞かれ、「初めて聞く話だ。(李大統領の演説直前に行われた)韓米外相会談ではグランドバーゲンという話は出てこなかった」とコメントした。同省のケリー報道官も、「李大統領の考えであり、また演説で語られた内容でもあるため、わたしがコメントするような性格の話ではなさそうだ」と述べた。何か気になる雰囲気だ。米ニューヨーク・タイムズ紙は「李大統領の提案は米国を驚かせた。(米国政府はこの提案について)“あまりにも踏み込み過ぎている”という反応を示している」と報じた。
しかし北朝鮮が核廃棄の意向を明確にすれば、政治・軍事の両側面での安全保障や経済支援などの包括的なインセンティブ(行動に対する報奨)を与えることも考慮する、といういわゆる「パッケージ交渉案」を最初に提示したのは米国だ。米国は過去に北朝鮮との交渉で行われたように、核廃棄を細かい段階ごとに分け、そのたびに見返りを与えるというやり方では、核問題を解決するのは難しいとして、北朝鮮が実際に核を放棄した場合に限って数々の支援を行う、という包括的アプローチについて語ってきた。李大統領が今回語ったグランドバーゲンも、実際はこれと同じような意味だ。
李大統領の演説内容について「初めて聞く話」とコメントしたキャンベル次官補だが、同氏が7月に韓国を訪れた際に提案してきた内容が、すなわちこの話だった。韓国政府の関係者は「韓米両国は、核に関する交渉を段階ごとに分けるのではなく、包括的に進めるべきという点で一致している。ただし、米国側がグランドバーゲンという言葉を初めて聞いた可能性はある」と述べた。
だとすれば、単なる用語の違いが原因で、米国政府が韓国大統領の演説に対して公の席で反論するかのような形になったわけだが、これは外交慣例上、非常に異例のことだ。米国が李大統領の提案にややシニカルな反応を示したのは、米国が北朝鮮に対して制裁と対話の両面を強調している現在の状況で、韓国大統領がグランドバーゲンという新たな表現を突然使ったため、制裁が議論の対象から外されてしまったかのような印象を与えるためであり、そのため適切ではなかったという見方もある。しかし韓国政府は、北朝鮮への制裁を今後も続けるという一貫した立場を堅持しており、この事実は米国も良く理解しているはずだ。
キャンベル次官補は、「今は非常に重要な時でもあるため、韓米両国は北朝鮮に対する対応について明確な態度を示すよう努力している」と述べた。しかし、李大統領が提案したグランドバーゲンに限って言えば、韓米両国で異なった反応を示す結果となった。核問題解決に向けた新たな交渉がまだ始まってもいない段階でこのような食い違いが起こっているようでは、今後の北朝鮮との交渉が思いやられる。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
人間とヒトモドキの違いでしょ。
【社説】同じ内容に異なった反応を見せる韓米
李明博(イ・ミョンバク)大統領は21日(現地時間)、米国ニューヨークで行われたコリア・ソサエティーの招待による講演で、北朝鮮が核を廃棄する見返りとして、同国の安全保障と経済支援を行うといういわゆる「グランドバーゲン(一括妥結)」方式を提案したが、その直後、韓米両国の間にすれ違いが生じた。
米国務省東アジア担当のキャンベル次官補は、李大統領の提案について記者から意見を聞かれ、「初めて聞く話だ。(李大統領の演説直前に行われた)韓米外相会談ではグランドバーゲンという話は出てこなかった」とコメントした。同省のケリー報道官も、「李大統領の考えであり、また演説で語られた内容でもあるため、わたしがコメントするような性格の話ではなさそうだ」と述べた。何か気になる雰囲気だ。米ニューヨーク・タイムズ紙は「李大統領の提案は米国を驚かせた。(米国政府はこの提案について)“あまりにも踏み込み過ぎている”という反応を示している」と報じた。
しかし北朝鮮が核廃棄の意向を明確にすれば、政治・軍事の両側面での安全保障や経済支援などの包括的なインセンティブ(行動に対する報奨)を与えることも考慮する、といういわゆる「パッケージ交渉案」を最初に提示したのは米国だ。米国は過去に北朝鮮との交渉で行われたように、核廃棄を細かい段階ごとに分け、そのたびに見返りを与えるというやり方では、核問題を解決するのは難しいとして、北朝鮮が実際に核を放棄した場合に限って数々の支援を行う、という包括的アプローチについて語ってきた。李大統領が今回語ったグランドバーゲンも、実際はこれと同じような意味だ。
李大統領の演説内容について「初めて聞く話」とコメントしたキャンベル次官補だが、同氏が7月に韓国を訪れた際に提案してきた内容が、すなわちこの話だった。韓国政府の関係者は「韓米両国は、核に関する交渉を段階ごとに分けるのではなく、包括的に進めるべきという点で一致している。ただし、米国側がグランドバーゲンという言葉を初めて聞いた可能性はある」と述べた。
だとすれば、単なる用語の違いが原因で、米国政府が韓国大統領の演説に対して公の席で反論するかのような形になったわけだが、これは外交慣例上、非常に異例のことだ。米国が李大統領の提案にややシニカルな反応を示したのは、米国が北朝鮮に対して制裁と対話の両面を強調している現在の状況で、韓国大統領がグランドバーゲンという新たな表現を突然使ったため、制裁が議論の対象から外されてしまったかのような印象を与えるためであり、そのため適切ではなかったという見方もある。しかし韓国政府は、北朝鮮への制裁を今後も続けるという一貫した立場を堅持しており、この事実は米国も良く理解しているはずだ。
キャンベル次官補は、「今は非常に重要な時でもあるため、韓米両国は北朝鮮に対する対応について明確な態度を示すよう努力している」と述べた。しかし、李大統領が提案したグランドバーゲンに限って言えば、韓米両国で異なった反応を示す結果となった。核問題解決に向けた新たな交渉がまだ始まってもいない段階でこのような食い違いが起こっているようでは、今後の北朝鮮との交渉が思いやられる。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
人間とヒトモドキの違いでしょ。
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