Re: こんばんわ、はじめまして
投稿者: samurai_06_japan 投稿日時: 2007/05/10 01:43 投稿番号: [785 / 1329]
>確かに大体が印欧語族と言うのは征服民族ですよね。ご存知だと思いますが
>約五千年前ロシア中央平原で生まれた印欧語は馬の馴用に成功してその兵站を優位にしそれを武器にあっという間にヨーロッパを席巻しました。
少々補足させてください。
元来、印欧語派というのは、約8000年前に起こり、その発祥は南ウクライナ、或いはアナトリア(現トルコ)と言われております。
最近の比較言語学の研究では、「原印欧語」から紀元前6500〜6700年前頃に「アナトリア語派(ヒッタイト祖語)」と「印欧祖語」とに別れ。
紀元前5000年頃に「印欧祖語」からギリシャ語派・アルメニア語派が分岐し。
紀元前3000年頃にゲルマン語派・イタリック語派が分岐したと言われています。
(2003年。ニュージーランド・オークランド大学のラッセル・グレー博士による)
更に紀元前2000年頃にインド・イラン語派が分岐します。
歴史上、欧州に最初に「騎馬で」侵入したのは「スキタイ人(スキュタイ、とも)」と言われます。
*前5世紀、シレジア(シュレージェン。ドイツ・ポーランド・チェコ国境地域)文明を滅ぼしたのは、
この、ヘロドトスの「歴史(ヒストリエ)」で有名なスキタイ人です。
スキタイはインド・イラン語族と言われています。
それ以外で、騎乗・馬の馴致に秀でた印欧語族は概ね西アジアの「インド・イラン語族」でした。
*スキタイ以降、騎馬・騎乗に優れた民族は、ほぼアルタイ諸語のモンゴル諸語、チュルク諸語、ツングース諸語を話す民族でしたが。
欧州を主要活動域にした諸族は寧ろ、騎馬文化とはなじみの薄かった諸族でした。(少なくとも紀元前後までは)
これは メッセージ 784 (kohbunnyuu さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/mfbdabdabaaf_1/785.html