ノーベル平和賞の怪
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2007/12/22 08:19 投稿番号: [867 / 2701]
ノーベル平和賞の怪
2007.12.22 03:22
金大中前大統領がノーベル平和賞を受賞してから7年ということで、先ごろソウルで記念の夕べがあった。ところが金大中氏自身も出席し盛況だったその集いのキッチフレーズが「ミャンマーに自由を、スー・チーに自由を」だった。政治的自由が抑圧されている東南アジアのミャンマー事情に注目し、その民主化を支援しようというのだ。
何とも迂遠(うえん)というかのんびりした話ではないか。ミャンマーの民主化やスー・チー女史支援が不必要というのではない。韓国として、あるいは韓国人の民主化・人権活動家として、とくに韓国人ノーベル平和賞受賞者として、まずやることがあるではないかという話だ。いうまでもないが、世界的な人権活動家だったはずの金大中氏が、なぜ北朝鮮の民衆の自由と民主主義を語らないのかという疑問である。すぐ北にいる同胞の悲惨さをさしおいて、なぜミャンマーなのか。
初の南北首脳会談の縁で、金正日氏を批判したり彼が嫌がったりすることはしないということだろうか。金大中氏は大統領時代、韓国で服役していた日本人拉致犯の北朝鮮工作員を“政治犯”として北に送り返してもいる。その金氏に日本のさる大学は先ごろ、名誉学位を授けている。わからない話だ。(黒田勝弘)
その学位を送った大学では
金大中第15代大韓民国大統領名誉博士号贈呈式、記念講演会開催
10月30日(火)朱雀キャンパスにて、金大中第15代大韓民国大統領への立命館大学名誉博士号贈呈式ならびに名誉博士号贈呈記念講演会を開催した。
名誉博士号贈呈式で、川口清史・立命館総長は、「立命館は平和と民主主義の理念のもと、多くの朝鮮からの学生を受け入れてきた。平和を希求し、人類の発展に寄与された金大中前大統領に名誉博士学位を贈呈することは立命館大学にとって大変名誉あることだ」と挨拶した後、金大中前大統領へ名誉博士の学位が贈呈された。
名誉博士号贈呈記念講演会で金大中前大統領は「朝鮮半島の平和と韓日関係」を演題に講演を行い、講演の中で、「東北アジアの安全は、朝鮮半島の平和はもちろんのこと、東アジア全体の安全と平和のためにも極めて重要である。韓日中の3カ国が東北アジアで協力することこそ、平和の核心であり、経済発展と文化交流の重要な要諦となる」と述べた。
その後に行われた質疑応答では、韓国大統領として日本との積極的な貿易の開放など、政治的、社会的な変化を主導する中で大事にしてきた姿勢や信条について学生から質問が投げかけられた。金大中前大統領は「命の危険にさらされたこともあったが、平和と民主主義を守り、歴史と国民の心の中で生きる道を選んだ。長い歴史の中で正しい行いは必ず評価される。もう一度同じ人生でも喜んで生きたい」と平和と民主主義にかける想いを語った。
会場には多くの学生や経済界、行政関係者が出席し、ノーベル平和賞受賞経験もある金大中前大統領の講演に聞き入った。
なお、名誉博士号贈呈式、記念講演会に先立ち、衣笠キャンパスにおいてコリア研究センター看板除幕式が行われた。この看板は金大中前大統領が立命館大学における韓国研究とコリア研究センターの発展を祝って「コリア研究センター」と揮毫したものである。今回の除幕式を契機に、立命館大学コリア研究センターは、現代韓国研究と日韓関係の進展に向けてさらなる発展が期待されている。
2007.12.22 03:22
金大中前大統領がノーベル平和賞を受賞してから7年ということで、先ごろソウルで記念の夕べがあった。ところが金大中氏自身も出席し盛況だったその集いのキッチフレーズが「ミャンマーに自由を、スー・チーに自由を」だった。政治的自由が抑圧されている東南アジアのミャンマー事情に注目し、その民主化を支援しようというのだ。
何とも迂遠(うえん)というかのんびりした話ではないか。ミャンマーの民主化やスー・チー女史支援が不必要というのではない。韓国として、あるいは韓国人の民主化・人権活動家として、とくに韓国人ノーベル平和賞受賞者として、まずやることがあるではないかという話だ。いうまでもないが、世界的な人権活動家だったはずの金大中氏が、なぜ北朝鮮の民衆の自由と民主主義を語らないのかという疑問である。すぐ北にいる同胞の悲惨さをさしおいて、なぜミャンマーなのか。
初の南北首脳会談の縁で、金正日氏を批判したり彼が嫌がったりすることはしないということだろうか。金大中氏は大統領時代、韓国で服役していた日本人拉致犯の北朝鮮工作員を“政治犯”として北に送り返してもいる。その金氏に日本のさる大学は先ごろ、名誉学位を授けている。わからない話だ。(黒田勝弘)
その学位を送った大学では
金大中第15代大韓民国大統領名誉博士号贈呈式、記念講演会開催
10月30日(火)朱雀キャンパスにて、金大中第15代大韓民国大統領への立命館大学名誉博士号贈呈式ならびに名誉博士号贈呈記念講演会を開催した。
名誉博士号贈呈式で、川口清史・立命館総長は、「立命館は平和と民主主義の理念のもと、多くの朝鮮からの学生を受け入れてきた。平和を希求し、人類の発展に寄与された金大中前大統領に名誉博士学位を贈呈することは立命館大学にとって大変名誉あることだ」と挨拶した後、金大中前大統領へ名誉博士の学位が贈呈された。
名誉博士号贈呈記念講演会で金大中前大統領は「朝鮮半島の平和と韓日関係」を演題に講演を行い、講演の中で、「東北アジアの安全は、朝鮮半島の平和はもちろんのこと、東アジア全体の安全と平和のためにも極めて重要である。韓日中の3カ国が東北アジアで協力することこそ、平和の核心であり、経済発展と文化交流の重要な要諦となる」と述べた。
その後に行われた質疑応答では、韓国大統領として日本との積極的な貿易の開放など、政治的、社会的な変化を主導する中で大事にしてきた姿勢や信条について学生から質問が投げかけられた。金大中前大統領は「命の危険にさらされたこともあったが、平和と民主主義を守り、歴史と国民の心の中で生きる道を選んだ。長い歴史の中で正しい行いは必ず評価される。もう一度同じ人生でも喜んで生きたい」と平和と民主主義にかける想いを語った。
会場には多くの学生や経済界、行政関係者が出席し、ノーベル平和賞受賞経験もある金大中前大統領の講演に聞き入った。
なお、名誉博士号贈呈式、記念講演会に先立ち、衣笠キャンパスにおいてコリア研究センター看板除幕式が行われた。この看板は金大中前大統領が立命館大学における韓国研究とコリア研究センターの発展を祝って「コリア研究センター」と揮毫したものである。今回の除幕式を契機に、立命館大学コリア研究センターは、現代韓国研究と日韓関係の進展に向けてさらなる発展が期待されている。
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