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北、「米大統領親書」の機会逃すな

投稿者: jgeilsbandfreek 投稿日時: 2007/12/10 15:19 投稿番号: [790 / 2701]
【社説】北、「米大統領親書」の機会逃すな

ブッシュ米大統領が北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)国防委員長あてに送った親書に関連、ホワイトハウスのスポークスマンは「北朝鮮に対し、年末が期限の『核計画の完全な申告』の合意履行を求めたことがポイント」と述べた。

米紙ニューヨークタイムズは、▽核弾頭の数量▽核爆発装置の生産量▽核物質の海外への移転、という3事項がクリアーされるべきだ、と報じた。核廃棄と朝・米国交正常化へ向かう金委員長の決断を、「親書」という破格のカードを通じ求めたのだ。

これは、朝・米関係において大きな意味がある。一時米大統領は北朝鮮を「悪の枢軸」と定義付け、金委員長を「暴君」と呼ぶなど北朝鮮体制を認めなかった。そんなブッシュ大統領が「親愛なる委員長」でスタートする親書を金委員長あてに送ったのは、「北朝鮮敵対視政策」の転換を意味する措置に違いない。

同時にブッシュ大統領の焦りがにじんでいるのも事実だ。ブッシュ氏は、就任以降終始北朝鮮を追い詰めたが、今年初めを契機に北朝鮮との対話に乗り出した。かつては一笑した北朝鮮の要求の大半を受け入れながらだ。北核問題から得た外交的成果でイラク戦争の失敗をばん回したい、との判断が働いたのだ。

ところが、ここ数カ月間順調に進んでいた核廃棄の過程は、「申告」の過程で暗礁にぶつかった。北朝鮮が先月下旬までと見込まれていた1回目の申告を取り消すなど、非常に消極的姿勢に転じたからだ。とりわけ、米国が必ず申告に含ませるよう求めているウラン濃縮計画(UEP)を否認することで、事態をさらに悪化させている。

米大統領の親書は、こうした障害物を、最大限の外交的柔軟性を通じ真向かいから突破したい、という意志から出てきたものだ。北朝鮮指導層に残っているかも知れない敵対視政策への不信感をほぼ払拭させたのも同然だ。それにもかかわらず、ズルズルと返事を延ばしたり、不誠実に申告する場合、どんな逆風が吹くかは北朝鮮もよく知っているだろう。北朝鮮があれほど望む「経済大国」は水の泡となり、深刻な体制危機がやってくるとの点を肝に銘じるように。

2007.12.10 14:13:16


北の考える「機会」と激しいズレを感じる。
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