呉将軍
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2008/03/19 05:49 投稿番号: [1205 / 2701]
最後の受賞者
2008.3.19 02:24
その昔、「東の国」と「西の国」が戦争をした。「呉将軍」という幼名を持つ田舎者のとぼけた若者に、召集令状が届いた。軍のたくらみで偽情報を吹き込まれた若者は…。戦争の不条理を描いた韓国の劇作家、朴祚烈(パク・ジョヨル)氏の「呉将軍の足の爪」が、優れた翻訳劇に与えられる日本の「湯浅芳子賞」に決まった。
「呉将軍」を日本語に翻訳したのは、韓国在住17年の石川樹里さん。1980年代から韓国の演劇に魅せられた日本女性だ。教会や工場で政治風刺劇が演じられていた80年代の韓国のマダン劇運動に共感し、韓国芸術総合学校演劇院を卒業。韓国の舞台俳優と結婚して、現在まで翻訳家兼スタッフとして活動している。「芝居は人と人とのつながりが魅力ですが、韓国の演劇はさらに人間くさくて面白いんです」とほほえんだ。
「呉将軍」は74年に書かれたが、軍事政権下で「反共思想」ではないという理由で上演禁止になり、初演は民主化後の88年。北朝鮮生まれの朴祚烈氏が北から逃れ、その後12年間を送った韓国軍での生活などの体験が下敷きになっている。英、フランス、ドイツ語にも翻訳されている。
ロシア文学者の湯浅芳子の遺産で運営されてきた同賞だが、資金が尽きて今回が最後の授与となる。韓国の作品が受賞するのは初めてで、偶然にも4月11日からの東京・新宿の紀伊国屋ホールでの上演と時期が重なった。日韓演劇交流に花を添える受賞だ。
(久保田るり子)
どうでも良いが、この石川という人・・・・・
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