ホットク
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2011/02/04 10:55 投稿番号: [3905 / 4504]
ホットク2011年1月28日
筆者 八田靖史
冬場に韓国を訪れる楽しみのひとつに、屋台で購入するホットクの存在がある。ホットクとは小麦粉の生地に黒砂糖の蜜を入れ、油をひいた鉄板で焼く韓国式のお焼き。ふんわりもちもちとした生地にかぶりつくと、中からとろっと甘い蜜が流れ出してくる。あつあつの蜜で舌をやけどしそうにもなるが、その熱さがまた寒い季節にはたまらない。韓国では冬の風物詩ともいうべき、代表的な屋台おやつである。
このホットクの歴史をひもとくと、19世紀末から20世紀初頭にさかのぼる。中国から伝わったというのが定説で、ホットクという名前も直訳すると「胡餅=中国餅」になる。当時は現在のようなホットクとは違い、蒸したものや、油を使わずにカリッと焼きあげたもの(現在は「イェンナルホットク=昔風ホットク」の名前で販売されている)が主流だったという。長い年月をかけて少しずつ改良され、現在のスタイルに至ったのがよくわかる。近年では生地に緑茶を練り込んだものや、ナッツをトッピングしたもの、餅米の粉を使って高級感を出したものなど、多様な種類のホットクが楽しめるようになった。現在も少しずつ進化を遂げている料理だ。
そのホットクは東京のコリアンタウン、新大久保でも高い人気を集めている。もともと新大久保では定番の屋台おやつとして知られていたが、ここ最近は店の数も増えて、以前よりもさらに目立つようになってきた。その場で食べられるよう簡易的な椅子を置く店もあるが、手軽に歩きながらでも食べられる。街歩きのおともとして購入している韓国ファンの姿をよく見かける。
1997年にオープンした「鐘路ホットク」は、界隈でもっとも古いホットクの専門店。2009年には2号店もオープンし、休日ともなれば、順番待ちで長蛇の列ができるほどの人気を見せている。韓国でもポピュラーな蜜を入れたものに加え、あんこ、チーズの3種類を販売。あんこ、チーズのホットクは韓国であまり見かけず珍しいが、新大久保ではすでに定番の組み合わせとなっている。
また、購入してその場で食べるのみならず、自宅で楽しむという需要も増えている。韓国食品や雑貨などを販売する「ソウル市場」では、昨年10月に「朴家のホットック」という冷凍ホットクの販売を開始。金成坤課長によれば「入荷してすぐヒット商品になり、現在は毎日200個ほどが売れている。陳列してもすぐになくなっていく」とのこと。同様に、粉末状になったホットク生地の素と、調理用の「ヌリゲ」と呼ばれる器具も扱っており、こちらはホットクを自分でも作ってみたいという層に喜ばれている。
新大久保ではすっかり韓国ファンの心をつかんだホットク。中国から韓国を経て、やがて日本の地でも拡大していくことはあるのだろうか。寒い季節には絶好のおやつ。もし新大久保を訪れることがあれば、ぜひ試してみて頂きたい。
●ホットクの魅力
日本ではホットクをデザートメニューのひとつとして扱う韓国料理店も増えてきている。そのまま焼き立てを提供するほか、一緒にアイスクリームやフルーツなどを添えて、プレートの形式で提供する店もある。韓国料理には食後のデザートに向く料理が少ないため、人気屋台おやつのホットクが守備範囲を超えて活躍しているようだ。日本の地で、ホットクがさらに進化している例といえよう。
ホットケ!!!!
筆者 八田靖史
冬場に韓国を訪れる楽しみのひとつに、屋台で購入するホットクの存在がある。ホットクとは小麦粉の生地に黒砂糖の蜜を入れ、油をひいた鉄板で焼く韓国式のお焼き。ふんわりもちもちとした生地にかぶりつくと、中からとろっと甘い蜜が流れ出してくる。あつあつの蜜で舌をやけどしそうにもなるが、その熱さがまた寒い季節にはたまらない。韓国では冬の風物詩ともいうべき、代表的な屋台おやつである。
このホットクの歴史をひもとくと、19世紀末から20世紀初頭にさかのぼる。中国から伝わったというのが定説で、ホットクという名前も直訳すると「胡餅=中国餅」になる。当時は現在のようなホットクとは違い、蒸したものや、油を使わずにカリッと焼きあげたもの(現在は「イェンナルホットク=昔風ホットク」の名前で販売されている)が主流だったという。長い年月をかけて少しずつ改良され、現在のスタイルに至ったのがよくわかる。近年では生地に緑茶を練り込んだものや、ナッツをトッピングしたもの、餅米の粉を使って高級感を出したものなど、多様な種類のホットクが楽しめるようになった。現在も少しずつ進化を遂げている料理だ。
そのホットクは東京のコリアンタウン、新大久保でも高い人気を集めている。もともと新大久保では定番の屋台おやつとして知られていたが、ここ最近は店の数も増えて、以前よりもさらに目立つようになってきた。その場で食べられるよう簡易的な椅子を置く店もあるが、手軽に歩きながらでも食べられる。街歩きのおともとして購入している韓国ファンの姿をよく見かける。
1997年にオープンした「鐘路ホットク」は、界隈でもっとも古いホットクの専門店。2009年には2号店もオープンし、休日ともなれば、順番待ちで長蛇の列ができるほどの人気を見せている。韓国でもポピュラーな蜜を入れたものに加え、あんこ、チーズの3種類を販売。あんこ、チーズのホットクは韓国であまり見かけず珍しいが、新大久保ではすでに定番の組み合わせとなっている。
また、購入してその場で食べるのみならず、自宅で楽しむという需要も増えている。韓国食品や雑貨などを販売する「ソウル市場」では、昨年10月に「朴家のホットック」という冷凍ホットクの販売を開始。金成坤課長によれば「入荷してすぐヒット商品になり、現在は毎日200個ほどが売れている。陳列してもすぐになくなっていく」とのこと。同様に、粉末状になったホットク生地の素と、調理用の「ヌリゲ」と呼ばれる器具も扱っており、こちらはホットクを自分でも作ってみたいという層に喜ばれている。
新大久保ではすっかり韓国ファンの心をつかんだホットク。中国から韓国を経て、やがて日本の地でも拡大していくことはあるのだろうか。寒い季節には絶好のおやつ。もし新大久保を訪れることがあれば、ぜひ試してみて頂きたい。
●ホットクの魅力
日本ではホットクをデザートメニューのひとつとして扱う韓国料理店も増えてきている。そのまま焼き立てを提供するほか、一緒にアイスクリームやフルーツなどを添えて、プレートの形式で提供する店もある。韓国料理には食後のデザートに向く料理が少ないため、人気屋台おやつのホットクが守備範囲を超えて活躍しているようだ。日本の地で、ホットクがさらに進化している例といえよう。
ホットケ!!!!
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