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韓国政治文化

投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2009/05/04 08:01 投稿番号: [3078 / 4504]
盧前大統領聴取   変わらなかった韓国政治文化(5月4日付・読売社説)

  韓国の最高検察庁が収賄容疑で盧武鉉前大統領を事情聴取した。
  大統領在職中に、夫人と、実兄の娘婿が、有力後援者である靴製造会社会長から計600万ドル(約6億円)の外貨を受け取った不正資金供与疑惑に、盧武鉉氏が直接関与していたとの疑いだ。
  盧武鉉氏は「在任中、カネの授受を私は知らなかった」と収賄容疑を否定していた。だが最高検は、発電所建設事業や企業買収への口利きを当て込む賄賂(わいろ)だった可能性もあるとみて追及した模様だ。
  最高検は週内に、逮捕状請求の可否を決めるという。
  韓国で検察当局から事情聴取された大統領経験者はこれで3人目だ。1995年に逮捕にまで至った全斗煥、盧泰愚両氏の場合は、収賄罪と反乱罪で、それぞれ無期懲役と懲役17年の実刑が確定し、後に赦免されている。
  国家元首だった人物が収賄で取り調べられるというスキャンダルがまたも繰り返された。
  14年前、日本円で300億円を超す巨額の収賄が糾弾された盧泰愚元大統領は、「在任当時の政治文化では避けられない一面もあった」と釈明したことがある。
  問題は、強大な権限を持つ大統領の周辺で欲得ずくの怪しげなカネが乱舞するその「政治文化」が、その後も変わっていないように見えることだ。
  2人の大統領経験者を断罪した金泳三元大統領は「カネは一切、受け取らない」と言明した。本人は無事でも、「小統領」と称されるほど人事に介入した次男は、企業から請託を受けた見返りに巨額の金品を受け取り逮捕された。
  革新政権として登場した金大中元大統領も、3人の息子がそろって同様の容疑で摘発された。
  盧武鉉氏の場合も、すでに企業買収に絡んで実兄が、今回の不正資金供与疑惑で側近だった元秘書官が逮捕されている。夫人と長男も事情聴取を受けている。
  軍人政権や保守政権の「不正腐敗」を厳しく非難し、「清廉さ」や「道徳性」を強調して若い世代の支持を集めた左派政権といえども、権力の座につけば、例外ではなかったということだろう。
  説明のつかないカネの授受が明るみに出たことで、盧武鉉氏の権威は失墜した。左派勢力の政治的な影響力も、相当そがれることになるに違いない。
  地縁主義、血縁主義に支配されることなく政治資金の透明性をどう確保するか。保守派の李明博政権にとっても重い課題だろう。

(2009年5月4日01時27分 読売新聞)


あれは「文化」なんだな。
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