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家族総動員体制

投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2009/04/27 14:08 投稿番号: [3044 / 4504]
【噴水台】家族をよろしく

早いうちにドラマでも見られるようになるイ・ヒョンセのヒット作「バーディー」はゴルフマンガだ。ヒロインのソン・ミスの母親はゴルフ場内の食堂従業員だ。父親は果物の行商中に足にけがをした。幼いころからゴルファーの資質を見せたソン・ミスに家族は未来をかける。家族の支援は彼女に集中される。ゴルフの手袋、栄養補充のための肉ひとかたまりさえ容易でない。その荷を背負って彼女は地獄の訓練に耐える。自分が崩れれば皆が崩れるから。

同じような過程を経て人生の逆転に成功したスポーツスターたちを私たちは多く知っている。もし中産層出身でも選手の感じる負担はソン・ミスと五十歩百歩だろう。お金、時間、関心…家庭生活のすべてがその一人に合わせられる。この程度の投資を何の考えもなくするはずがない。効用を計算して期待値を反映する。一種のファミリービジネスだ。

元はと言えばこうした方法の「モルパン」(全部つぎ込むこと)や献身は、韓国社会のあらゆるところにある。厳しかった時代、大学生一人出すために家族全員が生業戦線に跳びこむのはよくあることだった。ひとまず立身出世に成功すれば彼は家の家長となる。親を奉養し、兄弟、子の面倒を見る。韓国社会はそんな方法で過去数十年を堪えてきた。世界が驚いた圧縮成長の動力も、その副作用を緩和する安全装置もすべて家族だった。チャン・ギョンソプ・ソウル大教授はこれを「家族総動員体制」という言葉で要約する。「韓国の近代化は24時間機械を回すように家族をフル稼働して得られたもの」という説明だ。

不況が深いほど家族主義は強化される。信じるところ家族だけという考えからだ。実際、このごろ韓国の文化界には「お母さん熱風」が強く吹く。政府も家族の力による。新社会人1年生の月給を削る裏には「親が手伝ってくれる」という計算がある。問題は韓国の家庭の衝撃吸収能力が以前ほどではないということだ。家族が背負う荷に疲れた人々は、しきりに逃げようとする。若者たちは結婚を延ばして出産を悩む。

一部では文化界の家族主義マーケティングにも批判的視線を送る。イ・ドゥクテ大邱カトリック大教授の主張を借りれば「いくら大変でも家族愛さえあれば何でもできるという情緒の拡散は、政府の責任回避を正当化するから」だ(「家族主義は野蛮だ」)。小説「ママをよろしく」でお母さん熱風の中心に立った作家シン・ギョンスクも考えは似ているようだ。「文学トンネ」春号を通じて彼女は「母親に任せた荷を減らし、家族ではない社会が母の役割をしてくれたらと思う気持ちでこの小説を書いた」と言った。振り返れば韓国社会はこれまで家族に本当に多くのことを頼んできた。これからは社会が家族の頼みを聞き入れる番だ。

イ・ナリ経済部次長 / 中央日報 Joins.com
2009.04.27 13:44:11

>大学生一人出すために家族全員が生業戦線に跳びこむのはよくあることだった。

生業戦線って、みんなが思い浮かべるであろうアレかな?
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