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井上ひさし

投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2008/10/05 10:15 投稿番号: [2664 / 4504]
「東洋3国の人物で作品をつくりたい」…井上ひさし氏

  東アジア文学フォーラムでは井上ひさし氏(74)の存在が目立った。 幅広い知識と進歩的な歴史観を土台に率直に話を展開し、日本の作家というよりもアジアの作家としての顔を見せた。
井上氏は公式フォーラムで、20世紀初めの東アジア3国の代表的な知識人、金山(キム・サン、韓国)、魯迅(中国)、米原昶(日本)に言及した。 3人に親しい関係はなかったが、‘人類愛’で緊密につながっていた、と強調した。 東アジアに対する格別な愛情と歴史に対する長い間の省察があったからこそ話せることだ。
井上氏は「日本が他国を苦しめたのは事実」とし「その時期に生まれた人として申し訳なく思う」とも語った。
井上氏は大江健三郎氏(73)とともに現代日本文壇の二大山脈と呼ばれる。 日本では20歳代でも「井上ひさし氏が脚本を書いた放送を覚えている」と言うほど有名な小説家であり劇作家だ。 平和憲法の改正に反対する知識人からなる「九条の会」の発起人でもある。
井上氏の隣国に対する好意は文学にとどまらない。 北京オリンピック(五輪)に対し「壮大な演出がとても素晴らしかった。あのような場面は二度と見られないのでは思った。 同じアジアから大変な人が出てきたというプライドを感じた」と述べた。 また「私は洪明甫(ホン・ミョンボ)のファン。 読売で活動している李承菀(イ・スンヨプ)も大好きだ」と言って笑った。
しかし井上氏は韓国であまり知られていない。 ‘日本語の達人’と呼ばれる井上氏の作品はユーモアと言語遊戯があふれる。皮肉なことにこうした点から韓国語に翻訳するのはやさしくない。 それでも文学で東アジアの平和と共存を実現しようとする。 金山、魯迅、米原を一つの話に込める計画という。
「世間を抑圧するものに対抗して戦ったこの3人を一つの話にしたいと思う。 小説でなく歌や演劇でもよい。 それで生きていく力を持てるようになれば、本当に勇気を与えることができれば、それは文学であり、それは国境を越える」

中央日報   Joins.com
2008.10.05 09:38:32

おまけ

政治発言

昭和天皇の戦争責任についての提起など左派的発言が目立ち、政治的に対立する団体・個人から脅迫を受けた事もある。右翼団体から脅迫電話を受けた時には、「あなた歴代の天皇の名前、全部いえますか。僕は言えますよ」と逆襲し、その博覧強記ぶりを見せている(戦時中の学校では歴代天皇の暗記が義務付けられていた)。井上ひさしに脅迫電話をかけた右翼の一人に一水会代表(当時)の鈴木邦男がいる。「なにをいっても論破されてしまうし脅迫も通じない。ついに電話をかけるのをあきらめた」という内容の告白を自著に書いている。

1999年3月、時の日本共産党委員長・不破哲三との対談集『新日本共産党宣言』(光文社)を出版するなど、共産党寄りの文化人として知られている。また、2004年6月、日本の護憲派知識人・文化人らで構成されるグループ「九条の会(きゅうじょうのかい)」の「呼びかけ人」となり、各地で日本の平和を守るために「日本国憲法第9条を変えるな」と訴えるなど、政治的な活動も古くからおこなっている。国鉄分割民営化については「ナショナルアイデンティティの崩壊につながる」とし、反対する議論を『赤旗日曜版』に寄稿するなど、日本共産党との共同歩調が目立つ。そのような活動のため、何度か匿名による脅迫を受けたこともある。とりわけ第二次世界大戦における昭和天皇の戦争責任について、数々の戯曲で問題提起をし続けている。一方で今上天皇の園遊会に招待されて参加したこともあり、親と子は別の人格であると言う考えからも親近感を抱いている様子である。
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