ウリナラなら助けられたニダ
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2012/01/15 14:47 投稿番号: [3745 / 4034]
記事入力 : 2012/01/15 11:23
【コラム】金総書記が韓国で治療を受けていたら
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の急死のニュースに接し、心臓専門医たちは不審に思った。金総書記の病状を考慮しても、韓国であれば、あのような突然死は未然に防ぐことができたというわけだ。金総書記の死因は「急性心筋梗塞」と「心原性ショック」だった。
まず、心筋梗塞から見ていこう。金総書記は3年前、右脳梗塞を患った。原因は大きく二つに分かれるが、動脈硬化によって脳動脈が狭まることで発症するケースが最も多い。一方、心臓の中で血液がゼリー状に固まる「血栓」が、心臓の外に流れ出て脳動脈をふさぐことにより発症するケースもある。どのケースであれ、根本的な問題は心臓の血管にある。
動脈硬化による脳梗塞の場合、全ての動脈がつながっているため、ほとんどの場合、心臓の冠状動脈も狭まることになる。冠状動脈は心筋に血液を供給する動脈で、これが狭まることにより、心筋梗塞が起こる。解剖によって立証された死因を見る限り、金総書記は脳動脈や冠状動脈など、全身の血管で動脈硬化が起こっていたと考えられる。また、金総書記は数十年間にわたって糖尿病を患っていた。糖尿病患者の場合、血液中に含まれる高濃度のブドウ糖が血管に傷を付けるため、広い範囲で動脈硬化が起こる。そのため、金総書記のような患者の場合、病院では必ず心臓の冠状動脈を前もって調べる。検査はそう難しいものでもない。コンピューター断層撮影(CT)機器に寝かせ、造影剤を注射すると、冠状動脈は3D(立体映像)で詳しく表示される。この段階で冠状動脈が狭まっていることが分かった場合、血管造影法を用いて冠状動脈を広げる「ステント」(金属でできた網目の筒状の機器)を挿入する。こうした治療は、韓国では国民健康保険が適用されるため、患者は治療費の20%を負担すればよい。健康保険が適用されるステントの本数は一生涯に3本までとなっている。
心原性ショックも同じだ。これは心臓の拍動が乱れる不整脈によって生じる。金総書記は70歳と高齢で、また病歴を考慮すれば、不整脈が起こる確率は非常に高い。この場合、病院では、不整脈が発生した場所をレーザーで焼き切る手術を行う。不整脈が突然発生し、危機的な状況に直面しかねない場合は、心臓の周囲に名刺ほどの大きさのペースメーカー(電気刺激発生装置)を埋め込む。これは不整脈が発生した場合、自動的に電気ショックを与え、心臓の拍動を正常化させる装置だ。ペースメーカーの装着も、韓国では健康保険が適用される。心臓内部に血栓が見つかった場合、これが心臓の外に流れ出ないよう、ガイドワイヤを挿入することも可能だ。金総書記のように、病院以外の場所で心臓まひを起こした患者に対しては、2枚のパッドを胸部に貼り付け、すぐに電気ショックを与える「自動体外式除細動器(AED)」を使用する。この機械は、韓国高速鉄道(KTX)の全列車に備えられているほか、空港やデパートなど、多くの人々が利用する施設に設置されている。
金総書記は、北朝鮮で最高のVIP患者だったはずだ。北朝鮮には3−4年前から、当局の要請により、米国の最高の病院で数カ月間にわたって医学研修を受けたエリート医師たちがいる。彼らが突然死を防ぐ方法を身に付けていないはずがない。ところが、最先端の医療を施す施設や設備、経験がなかったということになる。金総書記の死は、国家の経済水準や医療環境の差が、個人の健康や生命にどれだけ大きな影響を与えるかについて、改めて実感させる出来事だ。
金哲中(キム・チョルジュン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
あ〜あ〜・・・・
【コラム】金総書記が韓国で治療を受けていたら
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の急死のニュースに接し、心臓専門医たちは不審に思った。金総書記の病状を考慮しても、韓国であれば、あのような突然死は未然に防ぐことができたというわけだ。金総書記の死因は「急性心筋梗塞」と「心原性ショック」だった。
まず、心筋梗塞から見ていこう。金総書記は3年前、右脳梗塞を患った。原因は大きく二つに分かれるが、動脈硬化によって脳動脈が狭まることで発症するケースが最も多い。一方、心臓の中で血液がゼリー状に固まる「血栓」が、心臓の外に流れ出て脳動脈をふさぐことにより発症するケースもある。どのケースであれ、根本的な問題は心臓の血管にある。
動脈硬化による脳梗塞の場合、全ての動脈がつながっているため、ほとんどの場合、心臓の冠状動脈も狭まることになる。冠状動脈は心筋に血液を供給する動脈で、これが狭まることにより、心筋梗塞が起こる。解剖によって立証された死因を見る限り、金総書記は脳動脈や冠状動脈など、全身の血管で動脈硬化が起こっていたと考えられる。また、金総書記は数十年間にわたって糖尿病を患っていた。糖尿病患者の場合、血液中に含まれる高濃度のブドウ糖が血管に傷を付けるため、広い範囲で動脈硬化が起こる。そのため、金総書記のような患者の場合、病院では必ず心臓の冠状動脈を前もって調べる。検査はそう難しいものでもない。コンピューター断層撮影(CT)機器に寝かせ、造影剤を注射すると、冠状動脈は3D(立体映像)で詳しく表示される。この段階で冠状動脈が狭まっていることが分かった場合、血管造影法を用いて冠状動脈を広げる「ステント」(金属でできた網目の筒状の機器)を挿入する。こうした治療は、韓国では国民健康保険が適用されるため、患者は治療費の20%を負担すればよい。健康保険が適用されるステントの本数は一生涯に3本までとなっている。
心原性ショックも同じだ。これは心臓の拍動が乱れる不整脈によって生じる。金総書記は70歳と高齢で、また病歴を考慮すれば、不整脈が起こる確率は非常に高い。この場合、病院では、不整脈が発生した場所をレーザーで焼き切る手術を行う。不整脈が突然発生し、危機的な状況に直面しかねない場合は、心臓の周囲に名刺ほどの大きさのペースメーカー(電気刺激発生装置)を埋め込む。これは不整脈が発生した場合、自動的に電気ショックを与え、心臓の拍動を正常化させる装置だ。ペースメーカーの装着も、韓国では健康保険が適用される。心臓内部に血栓が見つかった場合、これが心臓の外に流れ出ないよう、ガイドワイヤを挿入することも可能だ。金総書記のように、病院以外の場所で心臓まひを起こした患者に対しては、2枚のパッドを胸部に貼り付け、すぐに電気ショックを与える「自動体外式除細動器(AED)」を使用する。この機械は、韓国高速鉄道(KTX)の全列車に備えられているほか、空港やデパートなど、多くの人々が利用する施設に設置されている。
金総書記は、北朝鮮で最高のVIP患者だったはずだ。北朝鮮には3−4年前から、当局の要請により、米国の最高の病院で数カ月間にわたって医学研修を受けたエリート医師たちがいる。彼らが突然死を防ぐ方法を身に付けていないはずがない。ところが、最先端の医療を施す施設や設備、経験がなかったということになる。金総書記の死は、国家の経済水準や医療環境の差が、個人の健康や生命にどれだけ大きな影響を与えるかについて、改めて実感させる出来事だ。
金哲中(キム・チョルジュン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
あ〜あ〜・・・・
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/fndabaafa1a1bcbagtbbvncbd8_1/3745.html