天国から地獄へ落ちた鉄くず価格
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2008/11/14 18:46 投稿番号: [2271 / 4034]
記事入力 : 2008/11/14 13:54:06
天国から地獄へ落ちた鉄くず価格
今年上半期に価格が上昇し、一時は「黄金並み」とまでいわれた鉄くずが、このところ金融危機の直撃弾を浴びています。
今年7月に1トン当たり735ドル(現在のレートで約7万2400円、以下同)=米国の東アジア向け輸出価格基準=まで上がった鉄くずの価格は、先月下旬には200ドル(約1万9700円)前後まで下がり、ほぼ4分の1になりました。日本産の鉄くずの価格も1トン当たり7万2000円台から1万9000円台に暴落し、韓国国内の価格も70万ウォン(約5万5000円)台から30万ウォン(約2万4000円)台ほどまで下がっています。
鉄くずの価格が落ちたことに加え、鉄鋼メーカーが鉄くずの購入を延期している影響で、国際市場では鉄くずの取引がほとんど姿を消している状態です。米国の一部鉄くず輸出企業が在庫面での負担と金融面での負担に耐えられず、1トン当たり50ドル(約4900円)という捨て値で鉄くずを投げ売りしている、といううわさも耳にします。まさに「在庫整理」レベルです。
鉄くずは電気炉で溶かされ、鉄筋やH型鋼といった建設資材用鉄鋼製品の原料として使われます。原油高の中、中国・中東地域で建設ブームが起こり、今年に入って価格が急騰しました。今年初めに1トン当たり400ドル(約3万9400円)で出発した価格は、今年7‐8月には700ドル(約6万8900円)を突破しました。しかし9月からは下落傾向を示し、毎月40‐50%ずつ値を下げています。金融危機と景気沈滞が主な原因です。
鉄くずの価格が跳ね上がったことで、今年全世界は鉄くず泥棒に悩まされました。イギリスではガードレールや街灯の柱、教会の鉄の扉などが標的となり、ロシアでは夜の間に鉄製の橋がすっかり消えたこともありました。
韓国でも、マンホールのふたや液化石油ガス(LPG)の管などが盗まれる事件が多発しました。最近、鉄くず価格の暴落を報じたイギリスのある日刊紙は、「鉄くずの山から盗っ人が消えたことで、鉄くず泥棒に頭を痛めていた警察が一安心できるようになった」と伝えました。
崔有植(チェ・ユシク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
裏目裏目に回るのう・・・・
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