井の中の蛙
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2010/04/19 08:01 投稿番号: [401 / 1061]
記事入力 : 2010/04/18 12:03:57
【コラム】韓国製ケータイの意外な苦戦
iPhone(アイフォーン)が韓国社会に大きな影響をもたらしている。ユーザーはわずか4カ月で50万人を突破し、世界的に見て、韓国のユーザーが最も急速に増え続けている。また、iPhoneの影響で無線インターネットの利用も10倍に急増した。韓国国内の小規模なゲームソフトメーカーなどは、アップルの「アップストア(iPhoneやiPod〈アイポッド〉向けソフトを配信するサイト)」を通じて自分たちが開発したソフトを販売し、短期間で巨額の利益を稼いでいる。モバイルバンキング、モバイルオフィスなど、スマートフォン(PDA〈携帯情報端末〉の機能が付いた携帯電話)を利用した新たなサービスも相次いで登場した。iPhoneはこれまで名ばかりだった韓国のコンテンツ産業を、確実に活性化させる起爆剤となっている。
それだけではない。変化の激しい韓国社会で、モバイルは今や個人と企業の競争力を示す新たなキーワードとなった。韓国を代表するサムスングループも、李健煕(イ・ゴンヒ)会長復帰のニュースを、米国のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)ツイッターで外部に知らせたほどだ。
しかし落ち着いて考えてみると、iPhoneによる社会の変革は良いことばかりではない。何よりもiPhoneのヒットは、韓国の5大輸出品の一つである携帯電話産業に莫大(ばくだい)な影響を及ぼしているからだ。知識経済部が最近発表した携帯電話端末輸出入の動向によると、3月の時点で携帯電話端末の輸出は、昨年に続き2年連続で減少傾向にある。昨年の世界的な金融危機の影響を受けた期間を除けば、韓国の携帯電話輸出が10%以上も減少したのは、輸出を本格的に開始した1997年以来初めてだ。
とりわけ価格が199ドル(約1万8500円)、299ドル(約2万7900円)のiPhoneは、これまで韓国が競争力を確保してきたプレミアムフォンと正確に市場が一致する。その上、携帯電話販売に大きな影響力を持つ海外の移動通信サービス業者が、無線通信の使用料、すなわち通信料金がかさむiPhoneに多くの支援を行っているため、韓国が今後さらに苦戦する状況は目に見えている。
サムスン電子やLG電子が、ソフトウエアやコンテンツ中心へと変化する市場の流れを読み切れなかったのは事実だ。しかし、市場の変化を先取りし対応してきたはずのソニーは、アップルによってさらに大きな打撃を受けた。ソニーは1980年代に小型のカセットプレーヤー「ウォークマン」を世界的にヒットさせ、直後にコンテンツ事業にも参入した。さらに、数兆ウォン(1兆ウォン=約833億円)もの巨額を投資し、レコード会社や映画会社を買収してゲーム産業にも大きく事業を拡大した。
ところが2001年にアップルが、音楽など他人が制作したコンテンツの売買ができるiTunes(アイチューンズ)という奇抜なビジネスモデルを開発すると、ソニーが10年かけて築き上げた基盤は一気に崩壊した。また、ソニーが独自の競争力を確保していたテレビなどの製造業分野でも、韓国に逆転されてしまった。つまりソニーは、コンテンツという蜃気楼を追いかける過程で、最も重要な自己資産を失ってしまったのだ。ソニーの役員は最近記者に対し、「技術のソニーを象徴する社員たちの多くが、すでに会社を去ってしまった」と述べた。
先月開催された米国携帯電話業界団体(CTIA)の年次総会では、ラルフ・デ・ラ・ベガ会長が開幕演説で、「米国は世界の無線インターネットとスマートフォン市場をリードする」と意欲を示した。米国が金融によって製造業の日本を破ったように、今度はスマートフォンで世界の携帯電話市場を掌握するということだ。米国のこうした尋常でない決意を尻目に、韓国も競争力の根本である製造業が揺らいでいないか、またそれを見過ごしてはいないか、心配になってきた。
趙享来(チョ・ヒョンレ)産業部次長待遇
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
相変わらずホルホルとオロオロの繰り返しですな。平常心が皆無。
【コラム】韓国製ケータイの意外な苦戦
iPhone(アイフォーン)が韓国社会に大きな影響をもたらしている。ユーザーはわずか4カ月で50万人を突破し、世界的に見て、韓国のユーザーが最も急速に増え続けている。また、iPhoneの影響で無線インターネットの利用も10倍に急増した。韓国国内の小規模なゲームソフトメーカーなどは、アップルの「アップストア(iPhoneやiPod〈アイポッド〉向けソフトを配信するサイト)」を通じて自分たちが開発したソフトを販売し、短期間で巨額の利益を稼いでいる。モバイルバンキング、モバイルオフィスなど、スマートフォン(PDA〈携帯情報端末〉の機能が付いた携帯電話)を利用した新たなサービスも相次いで登場した。iPhoneはこれまで名ばかりだった韓国のコンテンツ産業を、確実に活性化させる起爆剤となっている。
それだけではない。変化の激しい韓国社会で、モバイルは今や個人と企業の競争力を示す新たなキーワードとなった。韓国を代表するサムスングループも、李健煕(イ・ゴンヒ)会長復帰のニュースを、米国のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)ツイッターで外部に知らせたほどだ。
しかし落ち着いて考えてみると、iPhoneによる社会の変革は良いことばかりではない。何よりもiPhoneのヒットは、韓国の5大輸出品の一つである携帯電話産業に莫大(ばくだい)な影響を及ぼしているからだ。知識経済部が最近発表した携帯電話端末輸出入の動向によると、3月の時点で携帯電話端末の輸出は、昨年に続き2年連続で減少傾向にある。昨年の世界的な金融危機の影響を受けた期間を除けば、韓国の携帯電話輸出が10%以上も減少したのは、輸出を本格的に開始した1997年以来初めてだ。
とりわけ価格が199ドル(約1万8500円)、299ドル(約2万7900円)のiPhoneは、これまで韓国が競争力を確保してきたプレミアムフォンと正確に市場が一致する。その上、携帯電話販売に大きな影響力を持つ海外の移動通信サービス業者が、無線通信の使用料、すなわち通信料金がかさむiPhoneに多くの支援を行っているため、韓国が今後さらに苦戦する状況は目に見えている。
サムスン電子やLG電子が、ソフトウエアやコンテンツ中心へと変化する市場の流れを読み切れなかったのは事実だ。しかし、市場の変化を先取りし対応してきたはずのソニーは、アップルによってさらに大きな打撃を受けた。ソニーは1980年代に小型のカセットプレーヤー「ウォークマン」を世界的にヒットさせ、直後にコンテンツ事業にも参入した。さらに、数兆ウォン(1兆ウォン=約833億円)もの巨額を投資し、レコード会社や映画会社を買収してゲーム産業にも大きく事業を拡大した。
ところが2001年にアップルが、音楽など他人が制作したコンテンツの売買ができるiTunes(アイチューンズ)という奇抜なビジネスモデルを開発すると、ソニーが10年かけて築き上げた基盤は一気に崩壊した。また、ソニーが独自の競争力を確保していたテレビなどの製造業分野でも、韓国に逆転されてしまった。つまりソニーは、コンテンツという蜃気楼を追いかける過程で、最も重要な自己資産を失ってしまったのだ。ソニーの役員は最近記者に対し、「技術のソニーを象徴する社員たちの多くが、すでに会社を去ってしまった」と述べた。
先月開催された米国携帯電話業界団体(CTIA)の年次総会では、ラルフ・デ・ラ・ベガ会長が開幕演説で、「米国は世界の無線インターネットとスマートフォン市場をリードする」と意欲を示した。米国が金融によって製造業の日本を破ったように、今度はスマートフォンで世界の携帯電話市場を掌握するということだ。米国のこうした尋常でない決意を尻目に、韓国も競争力の根本である製造業が揺らいでいないか、またそれを見過ごしてはいないか、心配になってきた。
趙享来(チョ・ヒョンレ)産業部次長待遇
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
相変わらずホルホルとオロオロの繰り返しですな。平常心が皆無。
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