弱い犬ほどよく吼える ぱあと3
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2010/02/22 19:13 投稿番号: [371 / 1061]
記事入力 : 2010/02/22 11:35:41
【記者手帳】ハイチへの支援とアフガン派兵
最近、イギリスの国際支援局長がソウルを訪れた。記者懇談会で話題になったのは、韓国の国際的な地位の向上だった。主要20カ国・地域(G20)首脳会議や、気候変動枠組条約締約国会議(COP)で韓国が示した積極的な姿勢に、同局長は感銘を受けたという。そこで、同局長は「これだけ国際的な役割が拡大しているが、国民的な合意は得られているのか」と尋ねた。記者はすぐさま、「もちろんだ」と答えようとした。
しかしこのとき脳裏に浮かんだのは、大地震に見舞われたハイチへの支援に対する国民世論の沸騰だった。韓国政府は当初、ハイチに対し、100万ドル(約9200万円)規模の支援を打ち出したが、国民世論に押され、支援額を12倍に増やした。政府の即興的な態度を皮肉り非難する声もあったが、「(一個人である)米国の俳優ブラッド・ピットと同程度」の支援額が大幅に増える結果を生み、国民は安堵(あんど)した。G20首脳会議の開催を、多くの国民が支持しているということは、もはや言うまでもない。
問題は、国際社会における役割や支援には、さまざまな形があるという事実だ。国会国防委員会は今月19日、アフガニスタンへ派遣される(に派遣する)地方復興支援チーム(PRT)を警護するための韓国軍部隊の派遣に対する同意案を可決した。政府は今回も、「国の品格に見合った復興支援の役割」を強調した。だが、野党・民主党の委員らは、「兵士たちを死地へと追いやり、国民も危険にさらしかねない」として席を立った。今月25日に予定されている本会議では、また一波乱が起こるものとみられる。
韓国は昨年末、経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)に加入、「援助される国」から「援助する国」への仲間入りを果たし、このことを自画自賛した。ハイチへの支援や、国際社会でのソフト事業に関しては、世界的な水準に達していることを誇示した。だが問題はハード分野だ。ソフト分野とハード分野の区別がつかないケースも多い。アフガニスタンへの派兵についても、政府は「復興支援」と説明しているのに対し、野党は「戦闘部隊の派遣」と主張している。
国際社会での支援事業とは、経済的に余裕があることを背景にぜいたくな振る舞いをすることではない。国の地位が向上したことで、提供しなければならないのは、金や善意だけではない。ときには、それ以上の覚悟を要することもあり、そのためには国民的な理解を得なければならない。われわれはかつて、外国での犠牲が国内の騒動につながったことを記憶している。今回イギリスの高官が、「国民的な合意」について尋ねたのも、こうした事情があるためだ。果たして、今の韓国では、この質問に「もちろんだ」と胸を張って答えられる準備ができているのだろうか。
全炳根(チョン・ビョングン)記者(国際部)
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
>政府は当初、ハイチに対し、100万ドル(約9200万円)規模の支援を打ち出したが、国民世論に押され、支援額を12倍に増やした。
でも実際に払うのはずっと小さく少ない額。
【記者手帳】ハイチへの支援とアフガン派兵
最近、イギリスの国際支援局長がソウルを訪れた。記者懇談会で話題になったのは、韓国の国際的な地位の向上だった。主要20カ国・地域(G20)首脳会議や、気候変動枠組条約締約国会議(COP)で韓国が示した積極的な姿勢に、同局長は感銘を受けたという。そこで、同局長は「これだけ国際的な役割が拡大しているが、国民的な合意は得られているのか」と尋ねた。記者はすぐさま、「もちろんだ」と答えようとした。
しかしこのとき脳裏に浮かんだのは、大地震に見舞われたハイチへの支援に対する国民世論の沸騰だった。韓国政府は当初、ハイチに対し、100万ドル(約9200万円)規模の支援を打ち出したが、国民世論に押され、支援額を12倍に増やした。政府の即興的な態度を皮肉り非難する声もあったが、「(一個人である)米国の俳優ブラッド・ピットと同程度」の支援額が大幅に増える結果を生み、国民は安堵(あんど)した。G20首脳会議の開催を、多くの国民が支持しているということは、もはや言うまでもない。
問題は、国際社会における役割や支援には、さまざまな形があるという事実だ。国会国防委員会は今月19日、アフガニスタンへ派遣される(に派遣する)地方復興支援チーム(PRT)を警護するための韓国軍部隊の派遣に対する同意案を可決した。政府は今回も、「国の品格に見合った復興支援の役割」を強調した。だが、野党・民主党の委員らは、「兵士たちを死地へと追いやり、国民も危険にさらしかねない」として席を立った。今月25日に予定されている本会議では、また一波乱が起こるものとみられる。
韓国は昨年末、経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)に加入、「援助される国」から「援助する国」への仲間入りを果たし、このことを自画自賛した。ハイチへの支援や、国際社会でのソフト事業に関しては、世界的な水準に達していることを誇示した。だが問題はハード分野だ。ソフト分野とハード分野の区別がつかないケースも多い。アフガニスタンへの派兵についても、政府は「復興支援」と説明しているのに対し、野党は「戦闘部隊の派遣」と主張している。
国際社会での支援事業とは、経済的に余裕があることを背景にぜいたくな振る舞いをすることではない。国の地位が向上したことで、提供しなければならないのは、金や善意だけではない。ときには、それ以上の覚悟を要することもあり、そのためには国民的な理解を得なければならない。われわれはかつて、外国での犠牲が国内の騒動につながったことを記憶している。今回イギリスの高官が、「国民的な合意」について尋ねたのも、こうした事情があるためだ。果たして、今の韓国では、この質問に「もちろんだ」と胸を張って答えられる準備ができているのだろうか。
全炳根(チョン・ビョングン)記者(国際部)
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
>政府は当初、ハイチに対し、100万ドル(約9200万円)規模の支援を打ち出したが、国民世論に押され、支援額を12倍に増やした。
でも実際に払うのはずっと小さく少ない額。
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