加害者と被害者
投稿者: Yutirainen 投稿日時: 2001/02/21 20:04 投稿番号: [962 / 60270]
>それは戦争を行った側のエゴですな。
戦争には加害者と被害者が居ますからね。興味深い文章を見つけたので一部を抜粋したいと思います。
亀山旭という方の文章です。
ベトナム人は誇り高い民族である。彼らは韓国軍が米国の経済援助と引き換えにベトナムにやってきたのに、反共十字軍といった気負い立った“正義感”で戦い、行動していることに強い反発を感じるようである。そしてまた本質的には住民をまきこんだ政治闘争というベトナム戦争の特殊性のなかで、せん滅作戦を続けた韓国軍は住民の心に致命的な傷あとを残した。
中略
韓国軍の戦いぶりは悪意をもって南ベトナムに拡がった。私はサイゴンで一部のベトナム人に韓国軍の規律は厳格だと弁護したことがある。彼らはあなたは一部を見ただけに過ぎず、宣伝だと主張して止まなかった。あるベトナム人記者は私が韓国軍を訪問するといったら態度をかえて同行を断った。解放放送が韓国軍の残虐行為について述べると、ふだんは放送を信用しない反共の人たちすら、それを素直に信じるのだった。
中略
韓国の南ベトナム派兵が決定された六四年末、私は特派員としてソウルにいた。厳重な報道管制のなかで、私が打った電報はスクープとなったが、このニュースを確認したときの韓国人記者たちの表情を忘れることはできない。ある政治部記者は「こんなバカなことが……」といって頭を抱えた。某編集局長は私の幾つかの質問に答えず、天井を仰いでただ一言、『韓国という風船はいったいどこに飛んで行くのかなあ……」といった。
一方で亀山氏はこうも述べています。
治安維持に当たる場合の韓国軍の規律は厳格である。あるとき猛虎師団の一兵士が、村の娘を強姦した。この兵士は軍法会議で死刑の求刑を受けた。死刑はあまりにもかわいそうではないかというわけで韓国のジャーナリズムが騒ぎ出し、結局は本国で刑を受けることになったが、戦闘後の韓国軍の規律は政府軍はもとより、米軍を含む各国部隊のなかでももっともきびしい。
中略
しかしこれだけ宣撫工作に力を入れ、厳格な規律を維持しても、彼らが農民たちの心をつかんだとは思われない。
これは メッセージ 960 (pingu_3 さん)への返信です.
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