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復活した韓国のエース.李鳳柱

投稿者: fifa_korea_japan 投稿日時: 2001/04/17 12:36 投稿番号: [2750 / 60270]
ボストンマラソン、男子は韓国の李鳳柱が初優勝
  【ボストン(米マサチューセッツ州)16日=太田朋男】105回目を迎えた伝統のボストンマラソンが16日、マサチューセッツ州ボストンの片道コースで約1万5600人が参加して行われ、男子は1996年アトランタ五輪銀メダルの李鳳柱(韓国)が2時間9分43秒で初優勝した。韓国勢の優勝は51年ぶり。また、91年から続いていたケニア勢の連勝は10で止まった。女子はキャサリン・ヌデレバ(ケニア)が2時間23分53秒で2連覇を果たした。

  李は40キロ付近で2度のスパートを仕掛け、シルビオ・ゲラ(エクアドル)らを振り切った。女子のヌデレバは、30キロ過ぎでアトランタ五輪優勝のファツマ・ロバを引き離して独走、一気にゴールまで駆け抜けた。

  日本勢は女子で初マラソンの田辺かおり(デンソー)が2時間31分31秒で10位と健闘した。男子は小椋誠(NTT西日本)が2時間20分24秒で20位になったのが最高だった。

           ◇

  ◆突然の父の死乗り越え、復活した韓国のエース◆

  40キロ過ぎ、2度目のスパートをかけた李が後ろを振り返った。追って来る者はいなかった。「勝ったと思った」。李にとっては、ランナーとしても一人の人間としても大きな勝利となった。

  1996年のアトランタ五輪で銀メダルを獲得。昨年のシドニーは、今度こそ「金」との期待を集めて臨んだ。しかし、20キロ付近で他選手と接触して転倒、ペースが乱れ24位に沈んだ。「自信を失いかけた。でも、もう一度、立て直して昨年12月の福岡で結果が出せた(2時間9分4秒で2位)。それが自信につながった」。そして完全復活の舞台として選んだのは、彼が「私にとってはヒーロー」とあこがれる咸基鎔ら2人の韓国人選手が50年代に優勝したボストンだった。

  しかし、最終調整に入っていた3月上旬、アクシデントが起きた。突然の父の死――。ショックを受け、約1週間、練習をキャンセル。一時はコンディション作りが危ぶまれた。だが、優勝会見で彼は晴れやかな笑顔で言った。「父の死が自分を後押してくれた。この栄冠を天国の父に捧げたい」。

  休む間もなく、17日には世界選手権(8月)のコース下見のため、カナダ・エドモントンへ向かう。韓国のエースの表情には、復活の自信がみなぎっていた。(太田   朋男)

(4月17日10:26)
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