横レス
投稿者: J_Fooker 投稿日時: 2002/01/27 23:26 投稿番号: [19462 / 60270]
横レスなんですが、
日韓貿易が不均衡なのは、どちらかがズルをしていると言う問題ではなく、両国の産業構造と経済発展の歴史に起因する問題です。
韓国や台湾の急激な経済発展において、日本からの資本・資本財・中間財の輸入が決定的な役割を果たしたことは広く認められています。
このような歴史的な経緯と、韓国のマクロ的に見た製造業の生産性の低さが現在の対日貿易赤字の原因です。
(個別に見れば生産性・技術水準がともに高い企業は沢山ありますよ)
ありていに言えば、韓国のトップ企業の要求に韓国の国内産業は答えきれないわけです。その代わりに、すぐ隣の国に、それに完璧に答えてくれる産業がフルセットで存在しています。
日本が韓国の経済発展を助けているというのは、単純に援助額の問題ではなく、韓国のすぐ隣にハイレベルの技術力を持った巨大な経済が存在すること自体が、韓国にとって大きな利益になっていると言うことです。(もっとも、日本が韓国に対してかなりの便宜を図ってきたのは事実です)
当たり前の話ですが、経済学的には2国間の貿易を均衡させる必要は全くありませんし、日本の巨大な貿易黒字は、世界に資金を提供しつづけたと言う意味で、世界経済に多大の貢献をしてきました。
(貿易黒字は資本収支の赤字に等しい)
日本の貿易黒字に等しい資本がアジア諸国などをめぐって、アメリカに還流することで、アジア諸国は経済発展を遂げ、アメリカは未曾有の繁栄を手にしたわけです。
(アメリカ人は自分たちで生産した以上の消費を享受しています。これが続けられるのは、ドルが国際基軸通貨だからです)
日本の貿易黒字は、日本社会の構造上絶対に永続はしない性質のものですが、現在、日本に代わって世界に資本を供給できるマクロ経済は存在しません。
よって、少なくとも現時点では、日本の存在なしで経済発展を続けられる国はアジアには存在しません。
ま、この程度は、日韓貿易を語る上では常識だと思いますけどね。
これは メッセージ 19458 (simadarake00 さん)への返信です.
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