日本の将来がちょっと心配
投稿者: tttsjp 投稿日時: 2001/10/24 01:58 投稿番号: [13404 / 60270]
001/10/23 日本経済新聞朝刊
地球回覧に面白い記事がありました。
日本の低迷が反日減らす
経済力の変化、外交にも反映
日本の低迷と中国の台頭。
世界経済の勢力図が変わるにつれ、日本を見るアジアの目も微妙に変化した。
それは外交に影を落とすまでになっている。
草の根交流進む
歴史教科書と小泉純一郎首相の靖国参拝問題で「反日ムードが盛り上がっていた」今年夏のソウル。タクシーの運転手さん二十人に意見を聞いた。
予想外のことに「あれは政府同土のケンカ。我々には関係ない」と答えた人が八割にのぼり、個人的な悪感情を示す人には出会わなかった。
総じれば「愉快ではないが、国として対立するほどの問題ではない」という極めて冷静な反応だった。
韓国人は思ったことを率直に口にする。
一九八二年の教科書間題、九一年の従軍慰安婦問題の際には、聞かなくとむ「日本がいかに傲慢(ごうまん)であるか、日本人がいかに悪い人間か」をまくし立てる運転手さんばかりだった。
当時は乗車拒否にあう日本人もいたのだ。
両国の関係は周期的に悪化する。だが"草の根の関係"は長期的には着実によくなっている。
今回、「政府間の紛争」に一定の歯止めがかかったのも、そのおかげだ。
韓国人の対日感情が和らいだのは両国間の往来が増え、普通の人同土が知り合うようになったのが最大の原困だろう。
韓国メディアは相変わらず「右傾化」といった論調で日本を批判しているが、普通の日本人を知った普通の韓国人は報道をうのみにはしなくなった。
軽い優越感も
最近、そこに新たな要因が加わった。反日の根底にあった対日コンプレックスが消え始めたのだ。
エコノミストの間では日本に対する軽い優越感も生まれている。
韓国の有力経済紙、毎日経済新聞(九月六日付)の漫画 -- 。
つぎの当たった服を着る日本人が穴の底に住んでいる。輯国人もそこに落ちてくるのを見て日本人が言う。「仲間が増えた……」
「穴」は経済的苦境を象徴する。同紙幹部は申し訳なさそうに解説した。
「『失われた十年』は韓国でも有名。危機意識を喚起するには『無策のまま落ち込み続ける日本に
なってはいけない』と呼びかけるのがもっとも効果的だ。
九〇年代初めまで、日本は経済の師と仰がれていたのだ。
両国の財界人や政治家らが年に一度集まる日韓フォーラム。今年は九月に韓国で開かれた。
「教科書」などを反映し歴史問題の討議に長時問を割いたが、非公式の場で活発に議論が交わされたのは日本の不良債権問題だった。
「世界に危機をもたらす可能性が極めて高い問題をいつまで放置するのか。日本人は困離に立ち向かう勇気を失ったのか…。」韓国人の質間には批判や噺笑(ちょうしょう)よりも、いぶかしむ色が濃かった。
九〇年代半ばまで、どんなに努力しようと追いつくのが難しくみえた日本。その日本が長い低迷から抜け出せないでいる。
韓国も依然、経済の難題を抱えるが、九七年の未曽有(みぞう)の危機は国民が血を流しつつ乗り切った。
これが自信と対日コンプレックスの解消につながった。
日本の低迷が反日感情を減らし、それが日韓問の紛争激化を食い止める、という何とも皮肉な構図が生まれている。
影響力増す中国
タイ政府が工業団地や金融プロジェクトで中国との経済関係の強化に動いている。
ほんの一年前、東南アジア諸国運合(ASEAN)各国では中国警戒論が高まっていた。
先進国企業の対中直接投資が増える一方、ASEANへの投資が減り始めたからだ。
二〇〇〇年十一月、シンガポールで開かれたASEAN+3(日、中、韓)首脳会議でも"中国対策"が陰の議題だった。
日本にも.「中国の一人勝ちを阻止してほしい」との声が寄せられた。
タイの変化の根には、日本の低迷と中国の台頭がある。
日本はASEANを助けるどころか自らも中国による空洞化に苦しむ。
ASEANの工場をたたみ中国に生産拠点をシフトする日本企業も相次ぐ。
半面、家電メーカーなど力をつけた中国企業は東南アジアに工場を進出し始めた。
財政難に悩む日本は対外援助も減らす一方だ。
日本経済の低迷が続けば、策南アジアでの日本の影響力低下と中国の外交的伸長につながるだろう。
日本にいると日本を見るアジア人の視線の変化には気が付きにくい。
アジアに勤務する何人かの日本の外交官からさえも、こんな質問を受けたことがある。
「なぜ、アジアは(大国である)日本をもっと尊重しないのだろうか」
アジアを歩き回るNECの西垣浩司社長。今年六月、東京で開かれたシンポジウム「アジアの未来」でこう語った。「日本人はまだ日本が一番優れていると思い込んでいる。
目覚めよ。世界の中の日本を客観的に見よう」
地球回覧に面白い記事がありました。
日本の低迷が反日減らす
経済力の変化、外交にも反映
日本の低迷と中国の台頭。
世界経済の勢力図が変わるにつれ、日本を見るアジアの目も微妙に変化した。
それは外交に影を落とすまでになっている。
草の根交流進む
歴史教科書と小泉純一郎首相の靖国参拝問題で「反日ムードが盛り上がっていた」今年夏のソウル。タクシーの運転手さん二十人に意見を聞いた。
予想外のことに「あれは政府同土のケンカ。我々には関係ない」と答えた人が八割にのぼり、個人的な悪感情を示す人には出会わなかった。
総じれば「愉快ではないが、国として対立するほどの問題ではない」という極めて冷静な反応だった。
韓国人は思ったことを率直に口にする。
一九八二年の教科書間題、九一年の従軍慰安婦問題の際には、聞かなくとむ「日本がいかに傲慢(ごうまん)であるか、日本人がいかに悪い人間か」をまくし立てる運転手さんばかりだった。
当時は乗車拒否にあう日本人もいたのだ。
両国の関係は周期的に悪化する。だが"草の根の関係"は長期的には着実によくなっている。
今回、「政府間の紛争」に一定の歯止めがかかったのも、そのおかげだ。
韓国人の対日感情が和らいだのは両国間の往来が増え、普通の人同土が知り合うようになったのが最大の原困だろう。
韓国メディアは相変わらず「右傾化」といった論調で日本を批判しているが、普通の日本人を知った普通の韓国人は報道をうのみにはしなくなった。
軽い優越感も
最近、そこに新たな要因が加わった。反日の根底にあった対日コンプレックスが消え始めたのだ。
エコノミストの間では日本に対する軽い優越感も生まれている。
韓国の有力経済紙、毎日経済新聞(九月六日付)の漫画 -- 。
つぎの当たった服を着る日本人が穴の底に住んでいる。輯国人もそこに落ちてくるのを見て日本人が言う。「仲間が増えた……」
「穴」は経済的苦境を象徴する。同紙幹部は申し訳なさそうに解説した。
「『失われた十年』は韓国でも有名。危機意識を喚起するには『無策のまま落ち込み続ける日本に
なってはいけない』と呼びかけるのがもっとも効果的だ。
九〇年代初めまで、日本は経済の師と仰がれていたのだ。
両国の財界人や政治家らが年に一度集まる日韓フォーラム。今年は九月に韓国で開かれた。
「教科書」などを反映し歴史問題の討議に長時問を割いたが、非公式の場で活発に議論が交わされたのは日本の不良債権問題だった。
「世界に危機をもたらす可能性が極めて高い問題をいつまで放置するのか。日本人は困離に立ち向かう勇気を失ったのか…。」韓国人の質間には批判や噺笑(ちょうしょう)よりも、いぶかしむ色が濃かった。
九〇年代半ばまで、どんなに努力しようと追いつくのが難しくみえた日本。その日本が長い低迷から抜け出せないでいる。
韓国も依然、経済の難題を抱えるが、九七年の未曽有(みぞう)の危機は国民が血を流しつつ乗り切った。
これが自信と対日コンプレックスの解消につながった。
日本の低迷が反日感情を減らし、それが日韓問の紛争激化を食い止める、という何とも皮肉な構図が生まれている。
影響力増す中国
タイ政府が工業団地や金融プロジェクトで中国との経済関係の強化に動いている。
ほんの一年前、東南アジア諸国運合(ASEAN)各国では中国警戒論が高まっていた。
先進国企業の対中直接投資が増える一方、ASEANへの投資が減り始めたからだ。
二〇〇〇年十一月、シンガポールで開かれたASEAN+3(日、中、韓)首脳会議でも"中国対策"が陰の議題だった。
日本にも.「中国の一人勝ちを阻止してほしい」との声が寄せられた。
タイの変化の根には、日本の低迷と中国の台頭がある。
日本はASEANを助けるどころか自らも中国による空洞化に苦しむ。
ASEANの工場をたたみ中国に生産拠点をシフトする日本企業も相次ぐ。
半面、家電メーカーなど力をつけた中国企業は東南アジアに工場を進出し始めた。
財政難に悩む日本は対外援助も減らす一方だ。
日本経済の低迷が続けば、策南アジアでの日本の影響力低下と中国の外交的伸長につながるだろう。
日本にいると日本を見るアジア人の視線の変化には気が付きにくい。
アジアに勤務する何人かの日本の外交官からさえも、こんな質問を受けたことがある。
「なぜ、アジアは(大国である)日本をもっと尊重しないのだろうか」
アジアを歩き回るNECの西垣浩司社長。今年六月、東京で開かれたシンポジウム「アジアの未来」でこう語った。「日本人はまだ日本が一番優れていると思い込んでいる。
目覚めよ。世界の中の日本を客観的に見よう」
これは メッセージ 1 (you_beaut さん)への返信です.