人口増加と戦争の因果関係ははっきりしない
投稿者: Kichintosita_HN_no_jap_breaker 投稿日時: 2000/12/19 03:03 投稿番号: [109 / 60270]
戦死が人類の死因として無視できないものの一つであることは理解できる。しかし人口増加と戦争の因果関係というのは明らかではない。
19世紀の戦死者1940万人、19世紀の人口増加6億人、人口増加に対する戦死者の割合3.2%。
20世紀の戦死者1億0780万人、20世紀の人口増加50億人(増えすぎ?)、人口増加に対する戦死者の割合2.1%。
20世紀は死亡数は史上最悪だけど、人口増加数に対する割合としては19世紀とそんなに変わらないね。
ちなみに1999年時の戦死者は、WHOの統計によれば全世界で26万9000人。(全死亡数の0.5%)
帝国主義を推進させた一つの理由として人口増加を挙げるという考え方は説得力がある。産業革命によりいちはやく人口爆発を起こした列強諸国は食料需要と供給のアンバランスという大問題を解決させる必要があった。
しかし戦争や帝国主義的侵略を、人口増加を理由に肯定化することはできないよ、国家主権の尊重と民族自決主義をとるならばね。
20世紀全体でみると、人類のもっとも多くの命を奪った原因は感染症だろうね。おそらく戦死者の数倍〜数十倍にはなるだろう。1940年までは抗生物質が商業ベースとして生産されてなかったから。
あんまり関係ないけど参考までに1999年の全世界原因別死亡数。主なものだけ抜粋。エイズ死亡数が激増傾向にある。
癌
7065000
虚血性心疾患
7089000
脳血管障害
5544000
慢性閉塞性肺疾患
2660000
肝硬変
909000
交通事故
1230000
結核
1669000
エイズ
2673000
下痢関連感染症
2213000
マラリア
1086000
肺炎
4039000
周産期死亡
2356000
http://www.who.int/whr/2000/en/statistics.htm上記サイトの
Deaths by cause, sex and mortality stratum in WHO Regions, estimates for 1999 (annex table 3)というところをクリック。pdfとしてダウンロードされるのでご注意を。
これは メッセージ 106 (bosintang さん)への返信です.
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