「暗黒史観」修正の動き
投稿者: jaway 投稿日時: 2003/08/15 09:01 投稿番号: [693 / 6952]
韓国で「暗黒史観」修正の動き
評論集に関心
「日本統治時代 人びとの暮らし良かった」2003/08/15 (産経新聞朝刊)
【ソウル=黒田勝弘】韓国は十五日、日本による支配・統治からの解放を記念
する「光復節」を迎えるが、日本統治時代について「人びとの暮らしは良かった」
とし、日本統治下の歴史を暗黒一色に描いてきた従来の歴史観の見直しを主張す
る評論集が出版され関心を集めている。
韓国では最近、日本統治時代(一九一〇−四五年)を抗日独立運動など政治的
な「抑圧と抵抗」だけで見るのでなく、人びとの生活や社会の変化などを含め時
代を多角的に検証しようとする作業が見られる。これらは結果的に日本統治が韓
国にもたらした肯定的な面を確認するもので、マスコミや学界で定説になってき
た「暗黒史観」に対する修正の動きとして注目される。
今回の評論集は小説『碑銘を求めて』(邦訳は『京城・昭和六十二年−碑銘を
求めて』)などで知られる作家・卜鉅一(ポクコイル)氏(五七)による『死者
たちのための弁護−二十一世紀の親日問題』。韓国でいまなお執拗(しつよう)
に糾弾の対象にされている、日本統治時代の日本支配に対する協力行為をめぐる
議論について考察したものだ。
卜氏は「親日か反日か」の単純論理で過去を裁くことに批判的で、日本統治下
での人びとの生き方を多様、多角的に見ることで不必要な非難、批判は控えるべ
きだという立場だ。その意味で、日本統治時代が人びとにプラスをもたらした面
があったのなら、その時代に対する協力的な生き方を一方的に非難するのは間違
いだと主張する。
卜氏は日本支配の肯定的な結果として、日本統治下で韓国(朝鮮)の人口が大
きく増加した例をあげ「植民統治の本質的制約や弊害にもかかわらず、植民統治
下で朝鮮(韓国)人たちは相当に暮らし良かったことになる。彼らはそれ以前の
朝鮮王朝(李朝)の統治下よりはるかに良かっただけでなく、物質的条件だけで
いえば当時の他国の人びとより実質的には不足のない生活をしていた」と指摘し
ている。
卜氏はまた日本統治によってもたらされた近代的な「社会機構」の意味合いを
強調し「独立後、植民統治時代の社会機構が比較的多く残った台湾と韓国が経済
発展に成功し、それらがほとんど無くなった共産主義社会の北朝鮮と中国は経済
が破産した」ともいう。
こうした日本統治時代見直し論に対し韓国マスコミは一般的には冷淡で、日本
で先ごろベストセラーになった金完燮著『親日派のための弁明』についても意図
的な無視が続いているが、今回の卜氏の著作については韓国日報(十二日付)が
文化部長の署名入り論評で支持を表明している。
論評は「過去のことを反復し憎悪と反感のエネルギーで日帝の侵略に怒ってお
しまいという時代は過ぎつつある」としたうえで「卜氏の主張に拒否感を感じた
としても、知識社会はそれを無視したり沈黙するのではなくより開かれた心で論
争に向かうことを期待する」としている。
「日本統治時代 人びとの暮らし良かった」2003/08/15 (産経新聞朝刊)
【ソウル=黒田勝弘】韓国は十五日、日本による支配・統治からの解放を記念
する「光復節」を迎えるが、日本統治時代について「人びとの暮らしは良かった」
とし、日本統治下の歴史を暗黒一色に描いてきた従来の歴史観の見直しを主張す
る評論集が出版され関心を集めている。
韓国では最近、日本統治時代(一九一〇−四五年)を抗日独立運動など政治的
な「抑圧と抵抗」だけで見るのでなく、人びとの生活や社会の変化などを含め時
代を多角的に検証しようとする作業が見られる。これらは結果的に日本統治が韓
国にもたらした肯定的な面を確認するもので、マスコミや学界で定説になってき
た「暗黒史観」に対する修正の動きとして注目される。
今回の評論集は小説『碑銘を求めて』(邦訳は『京城・昭和六十二年−碑銘を
求めて』)などで知られる作家・卜鉅一(ポクコイル)氏(五七)による『死者
たちのための弁護−二十一世紀の親日問題』。韓国でいまなお執拗(しつよう)
に糾弾の対象にされている、日本統治時代の日本支配に対する協力行為をめぐる
議論について考察したものだ。
卜氏は「親日か反日か」の単純論理で過去を裁くことに批判的で、日本統治下
での人びとの生き方を多様、多角的に見ることで不必要な非難、批判は控えるべ
きだという立場だ。その意味で、日本統治時代が人びとにプラスをもたらした面
があったのなら、その時代に対する協力的な生き方を一方的に非難するのは間違
いだと主張する。
卜氏は日本支配の肯定的な結果として、日本統治下で韓国(朝鮮)の人口が大
きく増加した例をあげ「植民統治の本質的制約や弊害にもかかわらず、植民統治
下で朝鮮(韓国)人たちは相当に暮らし良かったことになる。彼らはそれ以前の
朝鮮王朝(李朝)の統治下よりはるかに良かっただけでなく、物質的条件だけで
いえば当時の他国の人びとより実質的には不足のない生活をしていた」と指摘し
ている。
卜氏はまた日本統治によってもたらされた近代的な「社会機構」の意味合いを
強調し「独立後、植民統治時代の社会機構が比較的多く残った台湾と韓国が経済
発展に成功し、それらがほとんど無くなった共産主義社会の北朝鮮と中国は経済
が破産した」ともいう。
こうした日本統治時代見直し論に対し韓国マスコミは一般的には冷淡で、日本
で先ごろベストセラーになった金完燮著『親日派のための弁明』についても意図
的な無視が続いているが、今回の卜氏の著作については韓国日報(十二日付)が
文化部長の署名入り論評で支持を表明している。
論評は「過去のことを反復し憎悪と反感のエネルギーで日帝の侵略に怒ってお
しまいという時代は過ぎつつある」としたうえで「卜氏の主張に拒否感を感じた
としても、知識社会はそれを無視したり沈黙するのではなくより開かれた心で論
争に向かうことを期待する」としている。
これは メッセージ 1 (ryuckel さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/ffc4znrbbkoc0ah_1/693.html