改姓名
投稿者: trek011 投稿日時: 2003/06/08 11:12 投稿番号: [490 / 6952]
植民地支配で名前が変った例としてはフィリピンがある。スペインはフィリピンを300年以上に渡って支配し、カトリックを布教、フィリピンの名前をスペイン語にしてしまった。フィリピンは20年前半アメリカの支配を受けたが、名前は英語風には変らなかった。現在でもフェルディナンド・マルコス、フィデル・ラモスなどとスペイン風を守っている。スペイン人はスペイン語の強制まではしなかったが、メスティーソを中心にスペイン語はかなり浸透した。現在でもザンボアンガには崩れたスペイン語を話す連中がいる。
朝鮮と同様、日本の植民地だった台湾でも1930年代後半から皇民化〔日本人化)運動が行われ、日本語の強制、神社参拝、改姓名が行われた。台湾では創氏改名ではなく、改姓名と呼んでいることに注意したい。こちらはストレートに姓名の改変である。
朝鮮と台湾における日本の皇民化政策は1931年の満州事変に始まる日本の大陸進出により、旧植民地である朝鮮・台湾人を中国侵略に動員するのが目的だった。朝鮮人を含む五族共和が歌われた満州では多くの朝鮮人が満州国軍や警察、行政機構、南満州鉄道などで働いていた。また稲作に秀でた朝鮮農民の満州移住も奨励され、数万の農民が満州に殖民した。また朝鮮実業界も満州を新天地と考え、満州に移住した実業人も多かった。1944年に満州にいた朝鮮人は150万に達したとされる。このなかには満軍中尉・岡本実であった朴正熙や満州官吏養成機関であった大同学院卒業の崔圭夏(経歴は不明だが)もいた。満州の朝鮮人が日本名を名乗れば、少なくとも中国人よりは有利になっただろう。
これは メッセージ 489 (meiji_isinn さん)への返信です.
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