「韓国、先進国型の革新経済段階に突入」
投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2007/11/01 23:42 投稿番号: [6409 / 9237]
世界経済フォーラム(WEF)による調査の結果、韓国の国際競争力ランキングが12ランク上昇した主な要因は、「企業競争力の強化」と「政府による制度改善」にあると分析できる。
WEFは「世界経済構造発展3段階のうち、韓国は先進国型モデルである“革新主導経済”段階へと完全に入った」と評した。費用節減など効率性を追及するレベルを超え、新技術を自己開発する革新経済段階へ入ったということだ。しかし政府財政の健全性、創業手続き、労使関係などは相変わらず世界競争力を制約する弱点と指摘された。
◆企業競争力が改善、政府分野は部門別に明暗
WEFが調査を行った12の細部項目のうち競争力が最も向上したのは、各種制度と企業活動の成熟度部門だ。WEFは「政府による政策樹立の透明性や、政府による規制に伴う費用負担が大きく向上した」と評した。とりわけ政府による規制緩和は42ランクもアップした。
企業部門では全国各地の企業クラスター(企業、大学、研究所が集まった産業団地)や海外市場での韓国企業による物流、マーケティング、シェア向上、研究開発(R&D)投資の拡大などが、国際競争力を引き上げた。
政府の非効率性はかなり改善されたが、創業時の手続きや準備期間は8から10ランク低下し、韓国の商品市場での競争力を引き下げる要因として指摘されている。
マクロ経済での健全さも3ランク低下した。低い物価のレベルと金利はプラス要因だが、財政の健全性と国家貯蓄率がそれぞれ昨年よりも12ランクと13ランク低下したからだ。
労使問題は昨年よりもやや改善したが、労使の協力(55位)、雇用の硬直さ(50位)、解雇費用(107位)などにおいては相変わらず下位にとどまっている。
◆変動幅の大きい国際競争力順位
韓国の国際競争力順位は、2003年以降18位→29位→23位→11位と変遷しており、先進国に比べると起伏が非常に激しい。
これは、WEFによる調査項目の3分の2が、韓国国内の企業700社の経営最高責任者(CEO)へのアンケートを通じて行われているが、調査の時点での政治・経済的環境により、質問への回答が大きく影響を受けるからだ。
ソウル科学総合大学院のキム・シンヒョ企画調整チーム部長は、「来年の世界競争力調査では、大統領選挙後の政治的不安要因や、新政権発足後に導入される新しい規制などで順位がやや低下する可能性が高い」と予測している。
誠心女子大学の姜錫勲(カン・ソクフン)教授は、「国際競争力の急激な変動は予測可能性が低いという面で望ましいものではない。国際競争力改善が大勢となるような流れが重要だ」と指摘した。
■世界経済フォーラム(WEF)
スイスのジュネーブに本部を置く国際民間機構で、1979年以降毎年各国の国家競争力を比較分析した「国際競争力報告書」を発表している。国際競争力の順位は、▲基本要因、▲効率性の増進、▲企業革新および成熟度の三つの部門113の項目について、統計およびアンケート調査を経て決定される。
鄭恵全(チョン・へジョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
WEFは「世界経済構造発展3段階のうち、韓国は先進国型モデルである“革新主導経済”段階へと完全に入った」と評した。費用節減など効率性を追及するレベルを超え、新技術を自己開発する革新経済段階へ入ったということだ。しかし政府財政の健全性、創業手続き、労使関係などは相変わらず世界競争力を制約する弱点と指摘された。
◆企業競争力が改善、政府分野は部門別に明暗
WEFが調査を行った12の細部項目のうち競争力が最も向上したのは、各種制度と企業活動の成熟度部門だ。WEFは「政府による政策樹立の透明性や、政府による規制に伴う費用負担が大きく向上した」と評した。とりわけ政府による規制緩和は42ランクもアップした。
企業部門では全国各地の企業クラスター(企業、大学、研究所が集まった産業団地)や海外市場での韓国企業による物流、マーケティング、シェア向上、研究開発(R&D)投資の拡大などが、国際競争力を引き上げた。
政府の非効率性はかなり改善されたが、創業時の手続きや準備期間は8から10ランク低下し、韓国の商品市場での競争力を引き下げる要因として指摘されている。
マクロ経済での健全さも3ランク低下した。低い物価のレベルと金利はプラス要因だが、財政の健全性と国家貯蓄率がそれぞれ昨年よりも12ランクと13ランク低下したからだ。
労使問題は昨年よりもやや改善したが、労使の協力(55位)、雇用の硬直さ(50位)、解雇費用(107位)などにおいては相変わらず下位にとどまっている。
◆変動幅の大きい国際競争力順位
韓国の国際競争力順位は、2003年以降18位→29位→23位→11位と変遷しており、先進国に比べると起伏が非常に激しい。
これは、WEFによる調査項目の3分の2が、韓国国内の企業700社の経営最高責任者(CEO)へのアンケートを通じて行われているが、調査の時点での政治・経済的環境により、質問への回答が大きく影響を受けるからだ。
ソウル科学総合大学院のキム・シンヒョ企画調整チーム部長は、「来年の世界競争力調査では、大統領選挙後の政治的不安要因や、新政権発足後に導入される新しい規制などで順位がやや低下する可能性が高い」と予測している。
誠心女子大学の姜錫勲(カン・ソクフン)教授は、「国際競争力の急激な変動は予測可能性が低いという面で望ましいものではない。国際競争力改善が大勢となるような流れが重要だ」と指摘した。
■世界経済フォーラム(WEF)
スイスのジュネーブに本部を置く国際民間機構で、1979年以降毎年各国の国家競争力を比較分析した「国際競争力報告書」を発表している。国際競争力の順位は、▲基本要因、▲効率性の増進、▲企業革新および成熟度の三つの部門113の項目について、統計およびアンケート調査を経て決定される。
鄭恵全(チョン・へジョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS