金正日後の北朝鮮
投稿者: pretzs002 投稿日時: 2007/03/24 11:20 投稿番号: [5114 / 9237]
以前、投稿したものの続きです。
金正日後の北朝鮮――各国の本音(2007/3/12)
米との関係正常化作業部会に出席した北朝鮮代表の金桂官外務次官=3月6日ニューヨーク(ロイター)
朝鮮半島が再び動く。関係各国は北朝鮮の核問題の解決を目指しながら、実は「金正日後の北朝鮮」を巡り、せめぎあうことになろう。各国の本音はどうからまっていくのだろうか。
中国――「核なし」で親中
「中国と日本は、北東アジア情勢を一緒に再検討する必要が出てきた」――。中国のある外交専門家が言い出した。2007年2月の六カ国協議で米朝が「核放棄」と「体制認定」を取引することに合意し、予想外のスピードで国交樹立を目指す協議が動き始めたからだ。この取引がすんなりと前進すると見る専門家は世界にもほとんどいない。それだけに、この発言からは中国の「米朝関係が改善しすぎてもまずい」とのひそかで新たな懸念が透けて見える。
中国の「望ましい北朝鮮像」は簡単だ。もちろん基本は「中国の言うことをよく聞く」である。そのためには核兵器は持たず、自国の安全の担保のために中国を頼りにせざるをえない国であることが必要だ。
経済面では中国同様の改革開放政策をとり、今よりは豊かな国となることが望ましい。現実の北はあまりに貧しいがゆえに核武装に走った部分が大きいからだ。また、貧困ゆえに国家が崩壊すれば、もちろん新たな混乱を隣国、中国にももたらす。
政治体制。民主主義になっては困る。中国内部の民主化への希求に火をつけかねないし、そもそも民主政体をとれば、韓国との合併構想がより大きく浮上する。隣り合う同民族の国家が同じ政体をとったなら、両者が合併しないほうが不自然だ。
「韓国と統一しても構わない」という発想も中国内部に生まれてはいる。「韓国自体が米国から離れ中国に寄ってきたから」だ。しかし、「まだ、米韓安保体制の枠組みは残る。このまま統一すれば米軍が中国国境まで進駐するかもしれない」との懸念から、それは多数派にはなっていない。
「韓国による統一国家」が中国に与える最大の不安要因は少数民族問題だ。中国は「自国内の少数民族を、その地域と隣接する外国の同じ少数民族よりも豊かにする」政策をとってきた。そうでなければ、自国内の少数民族による分離独立運動が起きかねないからだ。中国東北部の、北朝鮮との国境沿いの延辺朝鮮族自治区こそはまさに悩みの種だ。北朝鮮を韓国が吸収すれば、GDP2万ドル級の韓国と、数千ドル級の同自治区が隣り合ってしまう。
だから、中国にとって米朝関係改善は望ましいのだが、あまりに「改善し過ぎ」米朝が中朝よりも近い関係になっては困る。米国に近い統一国家が生まれる布石になりうるからだ。そこまでいかなくても、「親米的な北」が中国にとってうれしくない存在であるのは当然だ。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/index.html
>「『核を放棄し、かつ中国の言うことを今以上によく聞く北朝鮮』が生まれたら、日本人はどう考えるか」。
>核なしで中国の影響下にある国か、中国に影響されない核保有国か――。この二者択一に対し、日本はどう答えるのだろうか。
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金正日後の北朝鮮――各国の本音(2007/3/12)
米との関係正常化作業部会に出席した北朝鮮代表の金桂官外務次官=3月6日ニューヨーク(ロイター)
朝鮮半島が再び動く。関係各国は北朝鮮の核問題の解決を目指しながら、実は「金正日後の北朝鮮」を巡り、せめぎあうことになろう。各国の本音はどうからまっていくのだろうか。
中国――「核なし」で親中
「中国と日本は、北東アジア情勢を一緒に再検討する必要が出てきた」――。中国のある外交専門家が言い出した。2007年2月の六カ国協議で米朝が「核放棄」と「体制認定」を取引することに合意し、予想外のスピードで国交樹立を目指す協議が動き始めたからだ。この取引がすんなりと前進すると見る専門家は世界にもほとんどいない。それだけに、この発言からは中国の「米朝関係が改善しすぎてもまずい」とのひそかで新たな懸念が透けて見える。
中国の「望ましい北朝鮮像」は簡単だ。もちろん基本は「中国の言うことをよく聞く」である。そのためには核兵器は持たず、自国の安全の担保のために中国を頼りにせざるをえない国であることが必要だ。
経済面では中国同様の改革開放政策をとり、今よりは豊かな国となることが望ましい。現実の北はあまりに貧しいがゆえに核武装に走った部分が大きいからだ。また、貧困ゆえに国家が崩壊すれば、もちろん新たな混乱を隣国、中国にももたらす。
政治体制。民主主義になっては困る。中国内部の民主化への希求に火をつけかねないし、そもそも民主政体をとれば、韓国との合併構想がより大きく浮上する。隣り合う同民族の国家が同じ政体をとったなら、両者が合併しないほうが不自然だ。
「韓国と統一しても構わない」という発想も中国内部に生まれてはいる。「韓国自体が米国から離れ中国に寄ってきたから」だ。しかし、「まだ、米韓安保体制の枠組みは残る。このまま統一すれば米軍が中国国境まで進駐するかもしれない」との懸念から、それは多数派にはなっていない。
「韓国による統一国家」が中国に与える最大の不安要因は少数民族問題だ。中国は「自国内の少数民族を、その地域と隣接する外国の同じ少数民族よりも豊かにする」政策をとってきた。そうでなければ、自国内の少数民族による分離独立運動が起きかねないからだ。中国東北部の、北朝鮮との国境沿いの延辺朝鮮族自治区こそはまさに悩みの種だ。北朝鮮を韓国が吸収すれば、GDP2万ドル級の韓国と、数千ドル級の同自治区が隣り合ってしまう。
だから、中国にとって米朝関係改善は望ましいのだが、あまりに「改善し過ぎ」米朝が中朝よりも近い関係になっては困る。米国に近い統一国家が生まれる布石になりうるからだ。そこまでいかなくても、「親米的な北」が中国にとってうれしくない存在であるのは当然だ。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/index.html
>「『核を放棄し、かつ中国の言うことを今以上によく聞く北朝鮮』が生まれたら、日本人はどう考えるか」。
>核なしで中国の影響下にある国か、中国に影響されない核保有国か――。この二者択一に対し、日本はどう答えるのだろうか。
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これは メッセージ 1 (live_in_Asia さん)への返信です.