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温故技新、伝統工芸とハイテクの出会い

投稿者: koshien21c 投稿日時: 2006/07/13 15:30 投稿番号: [3501 / 9237]
阿波製紙(徳島)   日経産業新聞7月11日前後の発行と思います

「基本となる技術は昔から変わらない。ただし、それを応用する能力では他社に負けない」阿波製紙三木社長
どんな材料でも漉いてシート状にしてみせる、というのが同社の得意技だ。
代表例が、破れやすい逆浸透膜に張り合わせて強度を高める「支持体紙」。純水の製造時にフィルターとして使われる逆浸透膜を支える紙は、木材チップから作られた通常の紙では強度不足。阿波製紙はポリエステルやポリプロピレンなど合成繊維で作った紙を開発し販売している。

ただ合成繊維で紙を作るのは簡単でない。植物繊維で作った紙は、繊維が互いに絡み合って形状を維持している。しかし、合成繊維は絡み合わないためそのまま紙を作っても乾燥すればバラバラになる。接着剤で固める手もあるが、不純物が入るため純水の製造用には向かない。

阿波製紙が導き出した答えは、合成繊維の紙を乾燥する際に熱を加え融着させるというものだ。これなら不純物を含まず、必要な強度を確保できる。さらに技術を磨き、どの程度加熱するかによって紙の目の粗さを調整するのも可能になった。熱加減のノウハウを生かし様々な需要に応じた製品群を作り出した。

純水製造用のフィルター需要は世界で拡大中。半導体製造工場などで必要とされるだけでなく、特にアジアなどで飲料を作るために引き合いが増え、現在は市場全体が年率10%で成長中。阿波製紙の支持体紙の世界シェアーは「75%はいくだろう」(三木社長)

徳島県はもともと和紙の原料となる「みつまた」「こうぞ」の産地で、水も豊富で手漉きの和紙製造が盛んだった。阿波製紙も戦前の設立当初は機械漉きの和紙メーカーだった。和紙の需要減を乗越えたのが、特殊紙への技術応用だ。

最初に手掛けたのは綿花の種子の回りに生えている繊維「コットンリンター」を使った自動車用フィルター。アスベストに代わる自動車のクラッチ向け摩擦材。電子部品の絶縁材などにも和紙の技術が生きている。

だが独自技術だけが同社の成長を支えたわけではない。作り出した製品は多くが「顧客との共同開発」(三木社長)。先人達が培ってきた技術を生かし、いかに相手が求めている機能を達成するか。伝統と最先端が向き合うとき、新たな技術の歴史が始まる。

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職人がひたむきに仕事を追及して伝統技術を最先端まで昇華させた一例でしょう。日本の陶磁器技術が耐熱セラミックを生み回収できる有人宇宙ロケットの実現で、宇宙での研究が大きく進んだ。人類に対する大いなる貢献です。

韓国人も、その場限りのパクリ製造は止めジックリと職人(技術者)を育て自前の技術を物にしない限り、永遠に日本の経済植民地の地位から脱却できない。
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