日韓・経済復活!活性化の秘策について

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gonta825_01さん

投稿者: J_Fooker 投稿日時: 2002/11/11 09:11 投稿番号: [1661 / 9237]
はじめまして。

>>デフレが続いているのはマクロ経済の不整合が改善されていないためです。
>このからくりを解説していただきたい

これをきちっと説明するとかなり込み入った(なおかつ専門的な)話になってきますので、簡単な解説でレスに代えさせていただくことをご了承ください。

まず、インフレ・デフレというのは基本的に期待(現在および将来に対する予測)の変動によって発生します。
経済が通常の循環過程にあるときは、価格メカニズムによって、需給均衡が達成されるため、この期待のオーバーシュートが永続することはありません。
(正常な循環過程にある限り、過度の楽観・悲観という状態は永続しない)
逆にいえば、何らかの事情で価格メカニズムの働きが阻害されていれば、期待の一方方向へのオーバーシュートが長期にわたって継続することが可能です。

現在の日本では、マクロ経済を構成する各市場(財、労働、貨幣)において、この機能が阻害されていることが考えられます。
また、各市場における歪みは、一般均衡法則を通じて、他の市場へと波及していくと考えられます。

例えば、労働市場に関して、
日本の労働市場はかなり硬直的なため、
現行の賃金(労働力の価格)水準においては、生産性の向上が望めない分野が依然として過大な労働力を抱えている一方で、高い限界生産性を持ちながら労働力不足に悩まされつづけている分野も少なからずあります。
賃金は生産性に合わせて上昇するものなので、この状況では賃金の上昇は望むべくもありません。
これは当然消費を抑制する結果につながりますし、そのことは企業の投資を抑制する結果につながります。
その結果経済活動は縮小し景気は悪化するばかりとなります。
この状態が続けば、人々の期待は悪化する一方ですので、
期待の改善→経済活動の拡大
という好循環への回帰は望むべくもありません。
このためデフレが長期化することになります。

とりあえずこんなものでよろしいでしょうか?
なお、上記の労働市場の例は、あくまでも一例をモデル化して述べたもので、現実ははるかに複雑です。
(価格硬直性は労働市場だけの問題ではありませんし、波及の方向性は一方ではなく双方向です)
また、デフレの構造分析は、このロジックだけが解答というわけではないことも、あわせて述べておきます。
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