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>村上龍

投稿者: J_Fooker 投稿日時: 2001/11/25 01:32 投稿番号: [1505 / 9237]
>戦後GHQに押し付けられた平和・人権思想

個人的には、戦後の平和・人権思想の問題点は、アンチテーゼを許さなかった点にあると思います。
思想は反論や厳しい現実に耐えて生き残ってこそ輝くものですが、これらの思想は半分ドグマのようになってしまい、如何なる反論に対しても「悪」のレッテルを貼り付けただけ。

10年ほど前の話ですが、日米戦争の最前線で戦ったアメリカの退役軍人が、かつての敵を訪問するということがありました。
そのとき、日本を訪れたアメリカ人が以下のような感想を述べたそうです。

曰く、
「自分たち(日米両国)は確かにかつては敵だった。しかし、一人一人の兵士たちはお互いに自らの国を守り、信念を守るために戦ったのだ。今の日本は平和国家で、このことは非常にすばらしい。しかし、かつての戦いの意義やその時代の日本人の信念を否定するが如き言動がまかり通っているのは非常に残念だし、間違ったことである。」

加えて、
「自分たちの信念は異なっていたが、自分は命をかけて自らを貫いたかつての敵に今も敬意を持っている」
だそうです。

こう言ったことを書いていると、右翼や戦争賛美者のレッテルを頂戴しそうな気もしますが、こうした方向からの評価の存在自体を許さない考え方には問題があるでしょう。

命を軽視する思想は大嫌いですが、哲学を背景に持たない人権思想も紙切れの上でしか存在し得ないと思っています。

>自分の大切なものを守るためには命を引き換えにしてよいという考え方が封じられてますから。

「やむをえないこともある」と言う考え方(私はこれに近い)自体が否定されていますね。

なお、この退役軍人の話しは又聞きですので、ソースは不明です。が、私の作り話ではありません。
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