シュレーディンガーの魚羊人
投稿者: doronpa95 投稿日時: 2009/11/22 17:40 投稿番号: [95 / 1457]
「シュレーディンガーの魚羊人」は、思考実験の名称である。まず、蓋のある箱を用意して、この中に魚羊人をひとり入れる。箱の中には魚羊人の他に、世界中の歴史教科書を数十冊と、真実の歴史サイトに接続できるPCを1台、ペットボトル入りガソリンとライターなど放火発生装置を1台入れておく。
もし、箱の中にある歴史教科書と歴史サイトを読むと、無意識に放火をはじめ、密閉空間の箱は酸欠になり魚羊人死ぬ。しかし、歴史教科書も歴史サイトも見なければ、火災発生装置は作動せず、魚羊人は生き残る。一定時間経過後、果たして魚羊人は生きているか死んでいるか。
我々は経験上、魚羊人が生きている状態と魚羊人が死んでいる状態という二つの状態を認識することができるが、二つの状態が重なりあった状態を認識することはない。
ノイマンは、あくまで数学的に状態変化の式を記しているだけだが、シュレディンガーは、こうした解釈が奇妙だということを示すために、魚羊人を使った実験を持ち出したのである。確かに、先進国人が箱を開けて魚羊人がどうなっているかを見るまで、魚羊人は生きていると同時に死んでいたと考えるのは、いかにも奇怪である。それに、魚羊人だって意識を持っているはずである。もっとも、魚羊人の代わりに、昆虫やミジンコやバクテリアを使ったら、どうなるのだろう?
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