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ソンウジョン、60年安保を語る

投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2010/01/22 13:14 投稿番号: [9245 / 10735]
記事入力 : 2010/01/22 12:00:29
【コラム】日本を先進国にした一日

  日本が戦後最大の転機を迎えたのはちょうど50年前、日米安保条約が署名された1960年1月19日から、これが発効した6月23日までの半年間のことで、いわゆる「60年安保闘争」の時期だ。日本を親米自由陣営に組み込もうという権力に対し、反米・共産主義支持の左派と、中立平和主義を主張する多くの知識人が立ち上がった事件だ。
  歴史を読み解いていくと、その現場が手に取るように見えてくる。高慢な政府、あおるメディア、何のために闘っているのかも分からないまま街に繰り出した若者たち、そして流血…。数年前のソウルと50年前の東京は、半世紀という時を隔てていても数多くの場面で重なる。
  東京は、国会・衆議院で安保条約案が強行採決された5月20日を機に、乱闘の場に変わった。同日、国会に警察官500人が突入。議長室を封鎖した野党議員を一人ずつ引きはがし、議長を救出した。条約は密室で数分間のうちに強行採決された。
  これを主導したのは岸信介首相(当時)だった。岸氏は6月に訪日する米大統領に批准書をプレゼントしたいと思っていた。時間に追われ、議会を説得しないまま数で押し切った。このため、デモ隊が街にあふれ出た。
  岸氏は正しかった。日米同盟は賢明だったし、多数の国民は反米ではなかった。しかし、高慢だった。メディアによる扇動が国民にすんなり受け入れられるほど、岸氏は高慢だった。数年前にソウルでテレビ局がしていたことを、50年前の東京では左派雑誌が行っていた。「今こそ国会へ行こう。(中略)北は北海道から、南は九州から、手に1枚の請願書を携えた日本人の群が東京へ集まって、また、その行列が尽きることを知らなかったら、そこに、何物も抗し得ない政治的実力が生れて来る」(雑誌『世界』1960年5月号)。
  請願書を手に数万人が東京に押し寄せた。そして6月10日、羽田空港でデモ隊に囲まれた米大統領報道官を、米海兵隊がヘリコプターで救出するという事件が起きた。5日後には国会前で警察とデモ隊が衝突、東京大学に通う女子大生が圧死し、589人が負傷するという惨事もあった。
  怒ったデモ隊は、首相公邸に向かった。韓国大統領府の前に集まる群衆そのままだ。岸氏は焦り、自衛隊動員を打診したが、閣僚の反対にあった。だが、群衆は血を見るのもいとわないといった雰囲気だった。
  まさにこの時、歴史が劇的に展開する事件が起きた。6月17日朝、在京紙7紙は同時に共同宣言文を、翌日には地方紙23紙が同じ宣言文を掲載した。これは、「暴力を排し議会主義を守れ」という前代未聞の共同社告で、日本のメディア史に永遠に刻まれる出来事となった。
  「6月15日夜の国会内外における流血事件は、(中略)議会主義を危機に陥れる痛恨事であった。(野党が)率先して国会に帰り、その正常化による事態の収拾に協力することは、国民の望むところと信ずる」。沈黙する大多数の人々が上げた声だった。
  ここからは少し様相が変わってくる。ソウルでは新聞社に石や汚物が投げ込まれた。しかし、東京のデモは勢いを失った。岸内閣は新安保条約が発効した23日に総辞職した。岸氏は共に夜を明かした実弟・佐藤栄作氏(後の首相)に言った。「蓋棺事定(がいかんじてい)」、一生が終わり棺のふたをして初めて、正当な評価を受けるという意味だ。
  岸氏の棺のふたが閉じられたのは87年のことだ。その後、歴史は1960年を重要な年と受け止めている。安保条約は日本現代史に繁栄をもたらした。そして、それ以上の成果は、新聞が、国民が、議会の価値を守り抜いたということだ。扇動はその後もあった。しかし、国民が同調したのは、その年が最後だった。国会が国民の葛藤(かっとう)をくみ取り、国民は国会の決定を受け入れる議会主義の本質に立ち返ったからだ。そうして日本は50年前、先進国になった。

東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

コイツ、決定的に間違っているのは、日本人と朝鮮人の資質の違いを認めていないことだ。
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