朝鮮民族

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Re: 韓国は反日という

投稿者: imp_mania_jk 投稿日時: 2006/06/16 19:57 投稿番号: [795 / 10735]
「正論」   冷戦終焉でむき出しになった反日   反外勢は韓国の地政学的遺伝子
拓殖大学学長・渡辺利夫

<<国家は「国の家」との認識>>

韓国という国家が「溶解」しつつある。東西冷戦の最前線に位置し、北朝鮮と対峙しながら国家形成を進めてきた韓国の国民が、冷戦終焉とともに国家の正当性に胡乱な眼差しを向け始めたのである。そして国家を超えるものとして血族共同体の中に、新しい国家的アイデンティティー(自己同一性)を探ろうという指向性を強めている。与党ウリ党が親北的で、野党ハンナラ党が親米・親日的といった単純な話ではない。

血族的ナショナリズムという信念は、朝鮮半島の人々の遺伝子の中に組み込まれているかのごとくである。北を中国・ロシアという大陸勢力、南を日本という海洋勢力に囲まれ、両勢力のせめぎ合う地政学的空間を生きてきた朝鮮半島の人々は、強い血族意識を持たずして動乱の時代を凌いでいくことはできなかったのであろう。

朝鮮半島においては、父子関係を軸に血族を縦に継承する父系的社会の伝統が強い。「本質」といわれる血族の生成した地を起点として脈々と受け継がれる父系親族の系譜が「族譜」である。そういう系譜の中に自らを位置づけることによって初めて人々の自己同一性が保たれる。

この家系的構図が国家にまで外延的に拡大され、すなわち国家とは血族を擬した文字通り「国の家」として認識される。本貫も族譜も長い歴史の中で時に改竄され売買されさえした。その意味でこれは多分に虚構はあるものの、そうした表象や観念によって「想像の共同体」(ベネディクト・アンダーソン)を強固に維持してきたのが朝鮮半島である。

それゆえ国家が「外勢」に脅かされれば、強い血族的ナショナリズムが「反外勢」ナショナリズムの形を取って発揚されるのが常である。冷戦下で完全に封じ込まれていた反外勢ナショナリズムが、次第に勢力を増して半島力学を変化させ始めたというのが私の見立てである。反外勢の内実はまず親北であり、翻って反米・反日である。

(つづく)
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